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歯止めきかぬ県内新型コロナ感染者

歯止めきかぬ県内新型コロナ感染者
歯止めきかぬ県内新型コロナ感染者
歯止めきかぬ県内新型コロナ感染者

 県が9日に発表した新たな新型コロナ陽性患者は129人で、13日連続で100人超となった。大村秀章知事は連日の記者会見で、緊急事態宣言が県内に出ていることを強調し、不要不急の外出や宴席など自粛するよう呼び掛けた。
 また県は、これまでホームページ上で発表していた県内第1例から前日までの感染者データの公表を中止した。担当者によると、患者が急増して作業が追いつかない状況になっているため、としている。「県と名古屋市、豊橋市などが個別に発表しているデータをそれぞれが集めてほしい」と述べた。再開するかどうかは未定という。
 県によると、9日に確認された地域別内訳は、県所管分が69人、名古屋市47人、豊橋市2人、岡崎市6人、豊田市5人。名古屋市は前日から半減したが、お盆休みが始まっていることから受診者が減っている可能性もある。
 8日発表の177人の内訳は、名古屋市108人、豊橋市2人、豊田市7人など。東三河では、ほかに感染報告はなかった。
 一方、7月1日から8月8日までの患者数は2485人。30代以下が66・9%を占めている。70歳以上が6・1%となっており、高齢者の重症化に注意が必要だ。感染経路不明は59・0%あった。
 重症・中等症の割合は、第1波(2~4月)の32・0%に対し、7月以降は148人(6・0%)と大半が軽症または無症状。ただ、8月1~8日は中等症78人で7月1カ月の58人をすでに上回っている。重症は5人(7月は7人)で計83人となっており、割合は6・6%とやや高くなっている。
 8日時点での入院は255人。入院調整86人、自宅療養1221人、施設入所43人。
 県が独自に定めている過去7日間平均の指標は8日現在、新規感染者数146・7人、入院患者数1552・0人、陽性率(6日現在)17・7%、重症者数6・4人となった。
【山田一晶】

 県が9日に発表した新たな新型コロナ陽性患者は129人で、13日連続で100人超となった。大村秀章知事は連日の記者会見で、緊急事態宣言が県内に出ていることを強調し、不要不急の外出や宴席など自粛するよう呼び掛けた。
 また県は、これまでホームページ上で発表していた県内第1例から前日までの感染者データの公表を中止した。担当者によると、患者が急増して作業が追いつかない状況になっているため、としている。「県と名古屋市、豊橋市などが個別に発表しているデータをそれぞれが集めてほしい」と述べた。再開するかどうかは未定という。
 県によると、9日に確認された地域別内訳は、県所管分が69人、名古屋市47人、豊橋市2人、岡崎市6人、豊田市5人。名古屋市は前日から半減したが、お盆休みが始まっていることから受診者が減っている可能性もある。
 8日発表の177人の内訳は、名古屋市108人、豊橋市2人、豊田市7人など。東三河では、ほかに感染報告はなかった。
 一方、7月1日から8月8日までの患者数は2485人。30代以下が66・9%を占めている。70歳以上が6・1%となっており、高齢者の重症化に注意が必要だ。感染経路不明は59・0%あった。
 重症・中等症の割合は、第1波(2~4月)の32・0%に対し、7月以降は148人(6・0%)と大半が軽症または無症状。ただ、8月1~8日は中等症78人で7月1カ月の58人をすでに上回っている。重症は5人(7月は7人)で計83人となっており、割合は6・6%とやや高くなっている。
 8日時点での入院は255人。入院調整86人、自宅療養1221人、施設入所43人。
 県が独自に定めている過去7日間平均の指標は8日現在、新規感染者数146・7人、入院患者数1552・0人、陽性率(6日現在)17・7%、重症者数6・4人となった。
【山田一晶】

歯止めきかぬ県内新型コロナ感染者
歯止めきかぬ県内新型コロナ感染者
歯止めきかぬ県内新型コロナ感染者

カテゴリー:社会・経済

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