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防災意識向上へ 豊橋市内21校の給食に備蓄用カレー

災害備蓄用保管食のカレーをパックから注ぎ出す児童ら=豊橋市立岩西学校で
災害備蓄用保管食のカレーをパックから注ぎ出す児童ら=豊橋市立岩西学校で

 東日本大震災の発生から6年を前に10日、豊橋市内の15小学校と6中学校の給食で災害備蓄用保管食のカレーが提供された。市が児童・生徒らの防災意識向上を目的に実施した。昨年に続き2回目。
 市は調理場が稼働しない場合などの緊急対応用に、約1万食のレトルトパックのカレー(アレルゲン27品目未使用)を備えている。
 そのうち、今回は市東部学校給食共同調理場が配送する計21校に約8600食を提供。市立岩西小学校(鈴木宏道校長)では、約500人の児童があらかじめ温められたカレーをパックから注ぎだし、ご飯と共に食べた。
 ランチ委員会が校内放送で献立メニューを紹介する際には、東日本大震災について触れ、「防災意識を忘れないために提供しました」と説明した。
 児童たちは「備蓄品がこんなにおいしいなんて」と驚きの声を上げすぐに完食。6年の田邊幹太さん(12)は「災害時にもこれがあればうれしい。備蓄について考えるきっかけになりました」と話していた。
(飯塚雪)

 東日本大震災の発生から6年を前に10日、豊橋市内の15小学校と6中学校の給食で災害備蓄用保管食のカレーが提供された。市が児童・生徒らの防災意識向上を目的に実施した。昨年に続き2回目。
 市は調理場が稼働しない場合などの緊急対応用に、約1万食のレトルトパックのカレー(アレルゲン27品目未使用)を備えている。
 そのうち、今回は市東部学校給食共同調理場が配送する計21校に約8600食を提供。市立岩西小学校(鈴木宏道校長)では、約500人の児童があらかじめ温められたカレーをパックから注ぎだし、ご飯と共に食べた。
 ランチ委員会が校内放送で献立メニューを紹介する際には、東日本大震災について触れ、「防災意識を忘れないために提供しました」と説明した。
 児童たちは「備蓄品がこんなにおいしいなんて」と驚きの声を上げすぐに完食。6年の田邊幹太さん(12)は「災害時にもこれがあればうれしい。備蓄について考えるきっかけになりました」と話していた。
(飯塚雪)

災害備蓄用保管食のカレーをパックから注ぎ出す児童ら=豊橋市立岩西学校で
災害備蓄用保管食のカレーをパックから注ぎ出す児童ら=豊橋市立岩西学校で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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