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神野新田物語2話公開に向けキャスト再募集

新たに出演者の募集を呼びかける宮下理事長(中央)ら=豊橋市役所で
新たに出演者の募集を呼びかける宮下理事長(中央)ら=豊橋市役所で
出演者が育てる稲穂。水田前に看板が立った=豊橋市大崎町で(提供)
出演者が育てる稲穂。水田前に看板が立った=豊橋市大崎町で(提供)

 歴史群像劇「神野新田物語第2話」の上演を目指す豊橋市のNPO法人「ひとすじの会」は11日、記者会見し、新型コロナウイルス感染拡大で4月から中断していた舞台稽古を9月13日から再開すると発表した。併せて新人の出演希望者若干名を募集する。
 第2話は1896(明治29)年~1935(昭和10)年が舞台。神野新田の開拓で、痩せた砂地を入植者が肥えた土地に改良し、人々の生活が落ち着き始めたころ、今度は世界恐慌が始まり米価が暴落し…というストーリーだ。出演者も決まり、今年7月の上演に向けて稽古が進んでいたが、コロナの影響で上演が延期となった。再出発して来年8月21、22の両日、穂の国とよはし芸術劇場プラットでの上演が決定している。
 会見した宮下孫太朗理事長は「コロナの影響はあるが、稽古に集中して舞台を成功させたい」と述べた。脚本の杉浦博人さんによると、約50人はそのまま残り、大人の男女、子役の男女をいずれも若干名、募集する。申し込みは事務局「カットハウス『孫太朗』」(0532・55・5610)へ。
 稽古は、発声法など基礎的なものが9月13日から来年2月末まで、大人は毎週日曜、子役は隔週で。本稽古は来年3月6日から8月15日まで、大人は毎週土日、子役は毎週日曜を予定している。
 ひとすじの会は現在、同市大崎町の水田5㌃を借りて舞台出演者による稲作を続けている。稲は順調に育ち、田んぼの近くには来年の公演を案内する看板も立った。
 11月22日には豊橋駅南口広場で、実際の大道具を組み立て、劇の一部を披露する野外劇(トライアル公演)を予定している。
【山田一晶】

 歴史群像劇「神野新田物語第2話」の上演を目指す豊橋市のNPO法人「ひとすじの会」は11日、記者会見し、新型コロナウイルス感染拡大で4月から中断していた舞台稽古を9月13日から再開すると発表した。併せて新人の出演希望者若干名を募集する。
 第2話は1896(明治29)年~1935(昭和10)年が舞台。神野新田の開拓で、痩せた砂地を入植者が肥えた土地に改良し、人々の生活が落ち着き始めたころ、今度は世界恐慌が始まり米価が暴落し…というストーリーだ。出演者も決まり、今年7月の上演に向けて稽古が進んでいたが、コロナの影響で上演が延期となった。再出発して来年8月21、22の両日、穂の国とよはし芸術劇場プラットでの上演が決定している。
 会見した宮下孫太朗理事長は「コロナの影響はあるが、稽古に集中して舞台を成功させたい」と述べた。脚本の杉浦博人さんによると、約50人はそのまま残り、大人の男女、子役の男女をいずれも若干名、募集する。申し込みは事務局「カットハウス『孫太朗』」(0532・55・5610)へ。
 稽古は、発声法など基礎的なものが9月13日から来年2月末まで、大人は毎週日曜、子役は隔週で。本稽古は来年3月6日から8月15日まで、大人は毎週土日、子役は毎週日曜を予定している。
 ひとすじの会は現在、同市大崎町の水田5㌃を借りて舞台出演者による稲作を続けている。稲は順調に育ち、田んぼの近くには来年の公演を案内する看板も立った。
 11月22日には豊橋駅南口広場で、実際の大道具を組み立て、劇の一部を披露する野外劇(トライアル公演)を予定している。
【山田一晶】

新たに出演者の募集を呼びかける宮下理事長(中央)ら=豊橋市役所で
新たに出演者の募集を呼びかける宮下理事長(中央)ら=豊橋市役所で
出演者が育てる稲穂。水田前に看板が立った=豊橋市大崎町で(提供)
出演者が育てる稲穂。水田前に看板が立った=豊橋市大崎町で(提供)

カテゴリー:社会・経済

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