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新城の中学生が市長へ駅伝復活など要望

穂積市長に大会開催の要望書を手渡す東郷中の七原さん
穂積市長に大会開催の要望書を手渡す東郷中の七原さん

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中学生たちの夏の大会も中止になった。新城市立東郷中学校の3年生男子6人が13日、市役所を訪れ、穂積亮次市長に対し、市内大会の再開と、中止になった市中学校駅伝大会の開催を求めた。
 6人は七原慶斗さん、村松稜太さん、村松滉太さん、小野田響さん、佐宗建弥さん、丸山泰平さん。佐宗さんは野球部で他はバレー部員だ。「中学生チャレンジ同盟in新城」を名乗る。
 6人は夏の大会が中止されたまま引退した。だが、高校野球は甲子園は中止になったが代替大会や交流戦がある。また豊橋と豊川両市では保護者らの働きかけと地域企業らの協力で、大会が開かれたことを知った。
 そこで、市内の他の学校にも働きかけて、362筆の署名を集め、意見書をまとめて市長に面会を求めた。すでに教育長や市議長には要望を出している。
 6人は口々に、駅伝大会に向けて練習を重ねてきたこと、最後の大会が中止になって悔しいこと、後輩も試合ができないため、目標を失っていることをなどを説明した。そして、感染防止対策を取ったうえで「屋外競技なら感染リスクは低い」「無観客試合で、動画を配信する」「市内大会なので移動は自転車で」などと、具体策を挙げて再考を求め、七原さんが代表して要望と署名を手渡した。
 穂積市長は、生徒の無念さに理解を示し、要望行動を始めた勇気をたたえた。その一方で「みんなの安全や健康を守ることも大事です。これで長い人生が終わるようなことがあってはならない。また、大会開催には反対意見もある。家庭で、学校で、開催への理解を深める努力をしてください。そして仮に開催が決まっても、状況次第では前日に中止が決まるような事態が起きることも理解してください」と呼びかけ、努力することを約束した。
【山田一晶】

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で、中学生たちの夏の大会も中止になった。新城市立東郷中学校の3年生男子6人が13日、市役所を訪れ、穂積亮次市長に対し、市内大会の再開と、中止になった市中学校駅伝大会の開催を求めた。
 6人は七原慶斗さん、村松稜太さん、村松滉太さん、小野田響さん、佐宗建弥さん、丸山泰平さん。佐宗さんは野球部で他はバレー部員だ。「中学生チャレンジ同盟in新城」を名乗る。
 6人は夏の大会が中止されたまま引退した。だが、高校野球は甲子園は中止になったが代替大会や交流戦がある。また豊橋と豊川両市では保護者らの働きかけと地域企業らの協力で、大会が開かれたことを知った。
 そこで、市内の他の学校にも働きかけて、362筆の署名を集め、意見書をまとめて市長に面会を求めた。すでに教育長や市議長には要望を出している。
 6人は口々に、駅伝大会に向けて練習を重ねてきたこと、最後の大会が中止になって悔しいこと、後輩も試合ができないため、目標を失っていることをなどを説明した。そして、感染防止対策を取ったうえで「屋外競技なら感染リスクは低い」「無観客試合で、動画を配信する」「市内大会なので移動は自転車で」などと、具体策を挙げて再考を求め、七原さんが代表して要望と署名を手渡した。
 穂積市長は、生徒の無念さに理解を示し、要望行動を始めた勇気をたたえた。その一方で「みんなの安全や健康を守ることも大事です。これで長い人生が終わるようなことがあってはならない。また、大会開催には反対意見もある。家庭で、学校で、開催への理解を深める努力をしてください。そして仮に開催が決まっても、状況次第では前日に中止が決まるような事態が起きることも理解してください」と呼びかけ、努力することを約束した。
【山田一晶】

穂積市長に大会開催の要望書を手渡す東郷中の七原さん
穂積市長に大会開催の要望書を手渡す東郷中の七原さん

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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