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豊橋市の小学校文化部活動を今年度末で廃止

 豊橋市は18日、市内小学校の文化部活動を今年度末で廃止すると発表した。すでに運動部も年度末での廃止を打ち出している。来年度からは、全52校ですべての部活動がなくなる。
 市教育委員会によると教員の業務の明確化や適正化を進める必要性があること、児童一人ひとりに合った指導を地域と一体となって進めるため、としている。昨年7月に運動部活動の廃止を表明した際は「英語、道徳が教科に入り、授業が増える。先生は教材の研修や準備の時間が増え、働き方改革に取り組む中、法的拘束力のない部活動に手を入れざるを得ない」と説明していた。
 文化部活動廃止についても検討しており、本来は今年3月に発表しようとしていたが、新型コロナウイルスによる休校が影響した。そこで、活動が本格化する夏休み明けのタイミングを見計らった。
 文化部は市内52校のうち45校にある。金管楽器、ファンファーレ、音楽、合唱、カラーガード、和太鼓など。5、6年生約600人が活動している。
 小学校の放課後活動の在り方として地域住民や民間団体がスポーツや自主学習の場を運営する「のびるんdeスクール」と名付けた活動を汐田、牛川の2校をモデル校にして試行している。
【安藤聡】

 豊橋市は18日、市内小学校の文化部活動を今年度末で廃止すると発表した。すでに運動部も年度末での廃止を打ち出している。来年度からは、全52校ですべての部活動がなくなる。
 市教育委員会によると教員の業務の明確化や適正化を進める必要性があること、児童一人ひとりに合った指導を地域と一体となって進めるため、としている。昨年7月に運動部活動の廃止を表明した際は「英語、道徳が教科に入り、授業が増える。先生は教材の研修や準備の時間が増え、働き方改革に取り組む中、法的拘束力のない部活動に手を入れざるを得ない」と説明していた。
 文化部活動廃止についても検討しており、本来は今年3月に発表しようとしていたが、新型コロナウイルスによる休校が影響した。そこで、活動が本格化する夏休み明けのタイミングを見計らった。
 文化部は市内52校のうち45校にある。金管楽器、ファンファーレ、音楽、合唱、カラーガード、和太鼓など。5、6年生約600人が活動している。
 小学校の放課後活動の在り方として地域住民や民間団体がスポーツや自主学習の場を運営する「のびるんdeスクール」と名付けた活動を汐田、牛川の2校をモデル校にして試行している。
【安藤聡】

カテゴリー:政治・行政 / 地域・教育

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