文字の大きさ

コロナ終息を祈願 豊川で300年ぶり「御霊会」

境内に置かれ、火が灯された灯籠=守公神社で
境内に置かれ、火が灯された灯籠=守公神社で

 豊川市国府町的場の守公(しゅこう)神社と国府観音で22日夜、新型コロナウイルスの終息を祈願する御霊会(ごりょうえ)が営まれた。同地区では疫病が流行した江戸時代に御霊会が行われた記録があり、約300年ぶりに神事が復活した。
 守公神社と国府観音教会、地元中町の煙火組織が協力。神社から観音までの道のりと両境内に灯籠(とうろう)が並べられ、午後6時過ぎに火が灯された。神社の境内では邪気(疫病)退散にご利益があると伝わる手筒花火も放揚され、若者たちが大小14本の手筒を披露した。周辺住民らも訪れ、手を合わせて感染症の終息を祈った。
 もともと三河の国衛(こくが)があり、公庁守護の神を守公神としてまつっている守公神社。町内にある大社神社の宮司も兼務する鈴木忍宮司は「最近、豊川や豊橋でも再び感染者が増えている。三河全体の神様をまつっている神社なので、これを機に終息を期待したい」と話した。
【由本裕貴】

 豊川市国府町的場の守公(しゅこう)神社と国府観音で22日夜、新型コロナウイルスの終息を祈願する御霊会(ごりょうえ)が営まれた。同地区では疫病が流行した江戸時代に御霊会が行われた記録があり、約300年ぶりに神事が復活した。
 守公神社と国府観音教会、地元中町の煙火組織が協力。神社から観音までの道のりと両境内に灯籠(とうろう)が並べられ、午後6時過ぎに火が灯された。神社の境内では邪気(疫病)退散にご利益があると伝わる手筒花火も放揚され、若者たちが大小14本の手筒を披露した。周辺住民らも訪れ、手を合わせて感染症の終息を祈った。
 もともと三河の国衛(こくが)があり、公庁守護の神を守公神としてまつっている守公神社。町内にある大社神社の宮司も兼務する鈴木忍宮司は「最近、豊川や豊橋でも再び感染者が増えている。三河全体の神様をまつっている神社なので、これを機に終息を期待したい」と話した。
【由本裕貴】

境内に置かれ、火が灯された灯籠=守公神社で
境内に置かれ、火が灯された灯籠=守公神社で

カテゴリー:社会・経済

 PR

PR