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高齢者宅訪れ防火点検

住宅用火災警報器の作動を確認する消防課職員ら=市内の高齢者宅で
住宅用火災警報器の作動を確認する消防課職員ら=市内の高齢者宅で

 田原市と市内民生委員、女性防火クラブは合同で13日、一人暮らしの高齢者宅を訪問し防火点検を実施した。住宅用火災警報器の適正設置をはじめ、火災の原因になりかねないたこ足配線の注意、ストーブなど暖房器具の取り扱いなどを確認した。
 高齢者の犠牲者が多い傾向になっている住宅火災。警報器の普及率が原因の1つと見られている。
警報器設置は消防法改正で義務化され、現在は取り付けられる仕組みだが、義務化される以前に建てられ、築年数が経過している住宅では構造上、設置されていない場合が多い。
 同市では条例で、台所、階段、寝室など複数カ所に設置しなければならないが、階段や寝室は見落とされがちという。
 点検は毎年、地区ごとに順番で実施しており、希望者を対象にしている。同日は清田(古田、折立、高木)、六連(久美原、百々)の2地区で合わせて13件を訪問した。
 同市消防課職員らが中心となり、警報器の設置状況や作動、消火器の使用期限などをチェック。警報器については電池切れになる場合があるため、気がついた時にチェックするように呼びかけた。
 両課は「警報器の設置状態は人によって異なる。高齢なのと一人暮らしなのとで、手が回らないかもしれない」と説明。「自治会や民生委員との協力で普及率を上げていく必要がある」などとも話したほか、年金生活者がほとんどのため設置補助の必要性なども指摘した。(千葉敬也)

 田原市と市内民生委員、女性防火クラブは合同で13日、一人暮らしの高齢者宅を訪問し防火点検を実施した。住宅用火災警報器の適正設置をはじめ、火災の原因になりかねないたこ足配線の注意、ストーブなど暖房器具の取り扱いなどを確認した。
 高齢者の犠牲者が多い傾向になっている住宅火災。警報器の普及率が原因の1つと見られている。
警報器設置は消防法改正で義務化され、現在は取り付けられる仕組みだが、義務化される以前に建てられ、築年数が経過している住宅では構造上、設置されていない場合が多い。
 同市では条例で、台所、階段、寝室など複数カ所に設置しなければならないが、階段や寝室は見落とされがちという。
 点検は毎年、地区ごとに順番で実施しており、希望者を対象にしている。同日は清田(古田、折立、高木)、六連(久美原、百々)の2地区で合わせて13件を訪問した。
 同市消防課職員らが中心となり、警報器の設置状況や作動、消火器の使用期限などをチェック。警報器については電池切れになる場合があるため、気がついた時にチェックするように呼びかけた。
 両課は「警報器の設置状態は人によって異なる。高齢なのと一人暮らしなのとで、手が回らないかもしれない」と説明。「自治会や民生委員との協力で普及率を上げていく必要がある」などとも話したほか、年金生活者がほとんどのため設置補助の必要性なども指摘した。(千葉敬也)

住宅用火災警報器の作動を確認する消防課職員ら=市内の高齢者宅で
住宅用火災警報器の作動を確認する消防課職員ら=市内の高齢者宅で

カテゴリー:社会・経済

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