新たなコロナ感染者 豊橋は女性1人と男性3人

　県は20日、この日新たに33人が新型コロナウイルスに感染していたと発表した。４連休中だが、県は不要不急の行動自粛、東京への移動の自粛を呼びかけている。
　33人の地域別内訳は県所管が11人、名古屋市が14人、豊橋市４人、岡崎市３人、豊田市１人だった。豊橋市の４人は、静岡県在住の30代女性と、いずれも市内在住の20代男性が２人、50代男性が１人。20代の２人は、18日に陽性と発表された20代男性の濃厚接触者。全員に発熱などの症状があり、入院を予定している。
　一方、19日に感染が判明した31人の地域別内訳は名古屋市が18人で、東三河はゼロだった。年齢別では70代が６人、20代が５人、30代、60代、80代が各４人など。
　７月１日から９月19日までの感染者の累計は４５５１人。30代以下の割合は55・７％、感染経路不明者は52・３％となっている。この間の重症、中等症の患者の割合は11・８％。９月の19日間のそれは18・３％。
　過去７日間の平均値で表す県の指標によると、新規陽性患者数（29・４人）、入院患者数（３３８・０人）、重症者数（16・６人）が「厳重警戒」の領域にあり、陽性率（４・６％、18日までの数値）のみが「注意」領域となっている。
　19日現在で入院中の患者は１５５人、入院調整中は７人、自宅療養は１４２人、軽症か無症状の人向けの施設入所は58人。
【山田一晶】