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田原の「ゆずりは学園」が東日本大震災支援活動報告書

「東日本大震災支援活動報告書」を手にする沓名理事長㊧と学園長=田原市内で
「東日本大震災支援活動報告書」を手にする沓名理事長㊧と学園長=田原市内で

 田原市のフリースクール「ゆずりは学園」は「東日本大震災支援活動報告書」(A4版、28㌻)をまとめた。印刷した全3000部は支援を手助けするなどしてくれた協力者や賛同者に手紙を添えて届けるという。
 同学園は震災直後から、地元や東三河地域などで栽培された野菜や果物類などを原発事故により避難を余儀なくされ、仮設住宅に暮らす被災地の人たちにほぼ毎月のように送ってきた。活動期間としては5年11カ月になる。 
 しかし、仮設住宅の解体や、復興住宅建設による被災地の現状や避難生活を送る人たちの声を受け、今年2月28日に福島県内の仮設住宅へダイコンとミカン、靴下を送ったのを最後に、同報告書をもって学園としての活動を締めくくり、これからは個人的な支援に限定して続けていくという。
 報告書はこれまでの記録と震災支援に関する部分を抜粋した学園便りを掲載した。
 学園の生徒らも一緒になり、支援物資の箱詰めや積み込み作業を手伝うなど、学園全体で取り組んできた支援活動。
 学園の沓名智彦理事長と、沓名和子学園長は「渥美半島を中心に近隣地域など、多くの方の協力と支援が福島の人たちの支えになったと思います」と感謝している。
(千葉敬也)

 田原市のフリースクール「ゆずりは学園」は「東日本大震災支援活動報告書」(A4版、28㌻)をまとめた。印刷した全3000部は支援を手助けするなどしてくれた協力者や賛同者に手紙を添えて届けるという。
 同学園は震災直後から、地元や東三河地域などで栽培された野菜や果物類などを原発事故により避難を余儀なくされ、仮設住宅に暮らす被災地の人たちにほぼ毎月のように送ってきた。活動期間としては5年11カ月になる。 
 しかし、仮設住宅の解体や、復興住宅建設による被災地の現状や避難生活を送る人たちの声を受け、今年2月28日に福島県内の仮設住宅へダイコンとミカン、靴下を送ったのを最後に、同報告書をもって学園としての活動を締めくくり、これからは個人的な支援に限定して続けていくという。
 報告書はこれまでの記録と震災支援に関する部分を抜粋した学園便りを掲載した。
 学園の生徒らも一緒になり、支援物資の箱詰めや積み込み作業を手伝うなど、学園全体で取り組んできた支援活動。
 学園の沓名智彦理事長と、沓名和子学園長は「渥美半島を中心に近隣地域など、多くの方の協力と支援が福島の人たちの支えになったと思います」と感謝している。
(千葉敬也)

「東日本大震災支援活動報告書」を手にする沓名理事長㊧と学園長=田原市内で
「東日本大震災支援活動報告書」を手にする沓名理事長㊧と学園長=田原市内で

カテゴリー:社会・経済

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