丸山薫賞は相沢正一郎さん作品
豊橋市は23日、現代詩の全国公募コンテスト「第27回丸山薫賞」に、詩人の相沢正一郎さん(69)=東京都=の詩集「パウル・クレーの<忘れっぽい天使>を だいどころの壁にかけた」を選んだと発表した。贈呈式を10月21日に「ホテルアソシア豊橋」で開く。
豊橋ゆかりの詩人、丸山薫(1899~1974年)を顕彰するため、没後20年の94年から毎年、作品を公募している。今年は200冊(自薦118冊、他薦82冊)が選考対象となった。
受賞作は昨年7月10日に書肆山田から発刊。最愛の妻を失った日常の喪失感や悲しみを表現した散文詩だ。選考会は以倉紘平さんら詩人5人が9月2~4日に開き「ユーモラスなニュアンスが組み込まれ、読者をひきつける魅力がある」と評価した。
市は10月17日~11月8日に歴代受賞者の作品紹介をするパネル展を中央図書館で開く。
【安藤聡】
豊橋市は23日、現代詩の全国公募コンテスト「第27回丸山薫賞」に、詩人の相沢正一郎さん(69)=東京都=の詩集「パウル・クレーの<忘れっぽい天使>を だいどころの壁にかけた」を選んだと発表した。贈呈式を10月21日に「ホテルアソシア豊橋」で開く。
豊橋ゆかりの詩人、丸山薫(1899~1974年)を顕彰するため、没後20年の94年から毎年、作品を公募している。今年は200冊(自薦118冊、他薦82冊)が選考対象となった。
受賞作は昨年7月10日に書肆山田から発刊。最愛の妻を失った日常の喪失感や悲しみを表現した散文詩だ。選考会は以倉紘平さんら詩人5人が9月2~4日に開き「ユーモラスなニュアンスが組み込まれ、読者をひきつける魅力がある」と評価した。
市は10月17日~11月8日に歴代受賞者の作品紹介をするパネル展を中央図書館で開く。
【安藤聡】