文字の大きさ

植物工場マネジャー修了式

修了証書を受け取る4期生=豊橋技術科学大学で
修了証書を受け取る4期生=豊橋技術科学大学で

 豊橋技術科学大学は14日、豊橋市天伯町の同大で植物工場を管理経営できる人材を養成する「最先端植物工場マネジャー育成プログラム」の修了式を開き、4期生の社会人18人に「植物工場管理経営士」と「IT食農先導士」の称号を与えた。
 同大は、全国屈指の東三河、浜松地域の農業を活性化させるため、2012(平成24)年度から文科省の支援で同プログラムを開始。今年度からは地元の企業、自治体も協力している。
 IT(情報技術)を活用した生産管理、経営管理ができる人材を養成し、環境に左右されない安定した農業を可能にする植物工場の研究開発拠点を目指す。
 4期生は、東三河を中心にした20~70代の農業者や食農関連会社の担当者ら。一昨年12月から基礎農学の講義をはじめ、動画配信による教育、課題研究、施設園芸の最先端を学ぶ海外研修などに取り組み、1年4カ月にわたる課程を修めた。
 式では、大西隆学長が「e-ラーニング講義を導入しており、簡単ではなかったと思うが、1人ひとりの努力のたまもの」とたたえ、「今後は修了生らによるIT農業ネットワークの一員となり、生涯、学習する決意を新たにしてもらえれば」と今後の活動に期待を寄せた。
 修了生を代表し、豊橋市の柴田英一さん(67)は「農学部の最新の知識を体験したようだった。仲間やネットワークと連携し、学んだことを生かしながら農業の発展に貢献したい」と述べた。(中村晋也)

 豊橋技術科学大学は14日、豊橋市天伯町の同大で植物工場を管理経営できる人材を養成する「最先端植物工場マネジャー育成プログラム」の修了式を開き、4期生の社会人18人に「植物工場管理経営士」と「IT食農先導士」の称号を与えた。
 同大は、全国屈指の東三河、浜松地域の農業を活性化させるため、2012(平成24)年度から文科省の支援で同プログラムを開始。今年度からは地元の企業、自治体も協力している。
 IT(情報技術)を活用した生産管理、経営管理ができる人材を養成し、環境に左右されない安定した農業を可能にする植物工場の研究開発拠点を目指す。
 4期生は、東三河を中心にした20~70代の農業者や食農関連会社の担当者ら。一昨年12月から基礎農学の講義をはじめ、動画配信による教育、課題研究、施設園芸の最先端を学ぶ海外研修などに取り組み、1年4カ月にわたる課程を修めた。
 式では、大西隆学長が「e-ラーニング講義を導入しており、簡単ではなかったと思うが、1人ひとりの努力のたまもの」とたたえ、「今後は修了生らによるIT農業ネットワークの一員となり、生涯、学習する決意を新たにしてもらえれば」と今後の活動に期待を寄せた。
 修了生を代表し、豊橋市の柴田英一さん(67)は「農学部の最新の知識を体験したようだった。仲間やネットワークと連携し、学んだことを生かしながら農業の発展に貢献したい」と述べた。(中村晋也)

修了証書を受け取る4期生=豊橋技術科学大学で
修了証書を受け取る4期生=豊橋技術科学大学で

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

 PR

PR