田原の佐藤さん、久田さん、ジュニア五輪出場

　今月16日に横浜市で開幕する「ジュニアオリンピックカップ」の出場を決めた田原市東部中学校２年の佐藤俐有、福江中学校３年の久田凌大の両選手が12日、市役所に鈴木欣也教育長を訪ね、大会へ抱負を語った。
　新型コロナウイルス感染拡大の影響で全国中学総体など主要大会は軒並み中止。待ち望んだ全国の晴れ舞台となる。
　女子１００㍍に出場する佐藤さんは、８月の県予選で12秒05の自己ベストをマーク。今大会エントリー33人のうち３位にランクされ、上位入賞の期待もかかる。
　佐藤さんは「新型コロナの影響で練習は制限され、多くの大会が中止となった。力を出し切って優勝争いをしたい」と力強く語った。
　男子４００㍍の久田さんは、県予選50秒20でエントリー29人中３位で、こちらも上位入賞の期待がかかる。長距離と短距離の経験もあり、昨秋から中距離に絞った。
　「いろんな種目での経験を生かしたい。緊張はしないタイプ。力を出し切れるようしっかり調整して上位に入りたい」と活躍を誓った。
【加藤広宣】