石巻小児童が豊橋筆の作り方を体験
豊橋筆振興協同組合の出前授業が15日、豊橋市立石巻小学校であり、4年生44人が筆づくりの一端を体験したほか、職人の実演を見学した。
子どもたちに豊橋筆について知ってもらおうと毎年実施している。今年は市内16小学校で開催する。
筆職人の山崎亘弘さん(78)ら5人が講師を務め、筆に使う毛について解説したほか、筆づくりの一部を実演した。毛については「太筆はウマやヤギ、細筆はタヌキやイタチの毛を使います」と説明し、実演では毛の部分を整える作業を見せた。
子どもたちは筆の仕上げを体験。筆の毛にのりを含ませ、余分なのりを取り除き、形を整えた。完成した筆はプレゼントされた。
谷口愛子さんは「体験できて、とてもうれしかった。もらった筆をさっそく習字の授業で使いたい」と話していた。
豊橋筆は、滑るような書き味が多くの書道家に評価されており、生産量は広島県熊野町についで全国2位を誇る。
【竹下貴信】
豊橋筆振興協同組合の出前授業が15日、豊橋市立石巻小学校であり、4年生44人が筆づくりの一端を体験したほか、職人の実演を見学した。
子どもたちに豊橋筆について知ってもらおうと毎年実施している。今年は市内16小学校で開催する。
筆職人の山崎亘弘さん(78)ら5人が講師を務め、筆に使う毛について解説したほか、筆づくりの一部を実演した。毛については「太筆はウマやヤギ、細筆はタヌキやイタチの毛を使います」と説明し、実演では毛の部分を整える作業を見せた。
子どもたちは筆の仕上げを体験。筆の毛にのりを含ませ、余分なのりを取り除き、形を整えた。完成した筆はプレゼントされた。
谷口愛子さんは「体験できて、とてもうれしかった。もらった筆をさっそく習字の授業で使いたい」と話していた。
豊橋筆は、滑るような書き味が多くの書道家に評価されており、生産量は広島県熊野町についで全国2位を誇る。
【竹下貴信】