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豊川市長に聞く「地域猫活動」

インタビューに答える竹本市長
インタビューに答える竹本市長

 豊川市が、飼い主のいない猫(野良猫)の不妊・去勢手術費の補助事業を10月1日から始めた。事業費はガバメントクラウドファンディング(GCF)で募った504万円を使い、雄は7000円、雌は1万2000円を限度に手術代を助成する。野良猫に悩む人は多く、市としては「地域猫活動」を推進することで、野良猫の増加を防ぎ、地域における猫のふん尿被害などを減らしていく。取り組みのいきさつについて竹本幸夫市長に聞いた。
【聞き手・山田一晶、菊地麻衣(インターン生)】

 -GCFを思い立ったきっかけを。
 ◆豊川市はもともと、GCFにいろいろと取り組んできました。最初は「保育園の子どもたちに!エアコン設置プロジェクト」というものがあり、それを第2弾まで実施しました。次に第3弾として「赤塚山公園ポニーお友達プロジェクト」がありました。そして今回、第4弾として「人も猫も幸せなまちづくりのために!地域猫活動推進プロジェクト」に取り組むこととなりました。「GCFをやります」と記者発表をすることで、どういうことが問題になっているかということを周知できるPR効果もあるわけですね。
 猫好きな人が、かわいそうだと思って餌をやることによって、自分の家の物置や軒下で子猫が生まれたりだとか、ビニールハウスが引っかかれたりだとか、野良猫が庭にふんをするだとか、いろいろな弊害が出てきます。猫が好きな人、猫によるふん尿被害等に悩んでいる人、双方に地域猫活動という取り組みを知ってもらうためのGCFでした。
 今回のGCFでは、たくさんのご寄付をいただきました。皆さまからいただいた寄付金をもとに野良猫の不妊去勢手術費用として助成してまいります。
 -もう手術は始まっている?
 ◆10月1日から施行されており、手術も始まっています。
 -504万円はどれぐらいで使い切る?
 ◆今年度の予算は100万円です。残りは基金に積み立てており、来年度予算額は今年の状況を見て判断します。504万円の執行後、次回もGCFを行うかどうかは決まっていません。
 -現在、市長が把握している範囲で、野良猫のトラブルはどれぐらいありますか。
 ◆電話や窓口での相談や苦情などの問い合わせは、ほぼ毎日あると担当課から聞いています。
 -どのような相談や苦情が多いのでしょうか。
 ◆問い合わせとしては「近所で野良猫に餌をあげる人がいて、野良猫のふん尿被害等に困っているので何とかしてほしい」という相談が多いです。
 -マニフェストの経緯を教えてください。
 ◆どういう項目にしようかと考えていた時に、昨年6月議会で一般質問がありました。県内で多い年には政令市と中核市を除いても年間1000件ぐらいの猫の殺処分があります。本市では、猫の苦情も年々増え、餌をあげる人と猫のふん尿被害などで困っている人の間で、ご近所トラブルに発展するケースも多くあります。こうしたトラブルを解消するとともに猫の殺処分を減らすため、環境というテーマの中で、野良猫の不妊・去勢手術費用を助成し、地域猫活動を推進していこうとマニフェストに載せました。
 -猫のことではあるが、結局は背後にいる人間の話でもある。公約に掲げることで、行政として関心を持っているというアピールになった?
 ◆工程計画では事業は来年度から始めようと思っていたのですが、担当課から「できるなら早く」という意見もあったこと、GCFでお金が集まったことから、今年度の補正予算でスタートしました。市民を含む多くの方から浄財が集まったわけですから、少しでも早く対応しようと思いました。
 -多頭飼育崩壊の話を。新城の事例は、本紙報道後「あそこの家でしょう?」という電話がかなりあった。どこで起きてもおかしくない。各自治体は備えるべきではないでしょうか。
 ◆今の所、名古屋市のような多頭飼育の届け出を条例化することは考えていません。ただ、隣接する市でこのような問題が起きたということで、アンテナを張り、苦情とか、情報を察知した時には、できる限り早く対応できるようにしたいと思います。県と連絡を密に取って、立ち入りをするなどしていくべきだと思います。未然防止、被害が拡大する前にですね。

 豊川市が、飼い主のいない猫(野良猫)の不妊・去勢手術費の補助事業を10月1日から始めた。事業費はガバメントクラウドファンディング(GCF)で募った504万円を使い、雄は7000円、雌は1万2000円を限度に手術代を助成する。野良猫に悩む人は多く、市としては「地域猫活動」を推進することで、野良猫の増加を防ぎ、地域における猫のふん尿被害などを減らしていく。取り組みのいきさつについて竹本幸夫市長に聞いた。
【聞き手・山田一晶、菊地麻衣(インターン生)】

 -GCFを思い立ったきっかけを。
 ◆豊川市はもともと、GCFにいろいろと取り組んできました。最初は「保育園の子どもたちに!エアコン設置プロジェクト」というものがあり、それを第2弾まで実施しました。次に第3弾として「赤塚山公園ポニーお友達プロジェクト」がありました。そして今回、第4弾として「人も猫も幸せなまちづくりのために!地域猫活動推進プロジェクト」に取り組むこととなりました。「GCFをやります」と記者発表をすることで、どういうことが問題になっているかということを周知できるPR効果もあるわけですね。
 猫好きな人が、かわいそうだと思って餌をやることによって、自分の家の物置や軒下で子猫が生まれたりだとか、ビニールハウスが引っかかれたりだとか、野良猫が庭にふんをするだとか、いろいろな弊害が出てきます。猫が好きな人、猫によるふん尿被害等に悩んでいる人、双方に地域猫活動という取り組みを知ってもらうためのGCFでした。
 今回のGCFでは、たくさんのご寄付をいただきました。皆さまからいただいた寄付金をもとに野良猫の不妊去勢手術費用として助成してまいります。
 -もう手術は始まっている?
 ◆10月1日から施行されており、手術も始まっています。
 -504万円はどれぐらいで使い切る?
 ◆今年度の予算は100万円です。残りは基金に積み立てており、来年度予算額は今年の状況を見て判断します。504万円の執行後、次回もGCFを行うかどうかは決まっていません。
 -現在、市長が把握している範囲で、野良猫のトラブルはどれぐらいありますか。
 ◆電話や窓口での相談や苦情などの問い合わせは、ほぼ毎日あると担当課から聞いています。
 -どのような相談や苦情が多いのでしょうか。
 ◆問い合わせとしては「近所で野良猫に餌をあげる人がいて、野良猫のふん尿被害等に困っているので何とかしてほしい」という相談が多いです。
 -マニフェストの経緯を教えてください。
 ◆どういう項目にしようかと考えていた時に、昨年6月議会で一般質問がありました。県内で多い年には政令市と中核市を除いても年間1000件ぐらいの猫の殺処分があります。本市では、猫の苦情も年々増え、餌をあげる人と猫のふん尿被害などで困っている人の間で、ご近所トラブルに発展するケースも多くあります。こうしたトラブルを解消するとともに猫の殺処分を減らすため、環境というテーマの中で、野良猫の不妊・去勢手術費用を助成し、地域猫活動を推進していこうとマニフェストに載せました。
 -猫のことではあるが、結局は背後にいる人間の話でもある。公約に掲げることで、行政として関心を持っているというアピールになった?
 ◆工程計画では事業は来年度から始めようと思っていたのですが、担当課から「できるなら早く」という意見もあったこと、GCFでお金が集まったことから、今年度の補正予算でスタートしました。市民を含む多くの方から浄財が集まったわけですから、少しでも早く対応しようと思いました。
 -多頭飼育崩壊の話を。新城の事例は、本紙報道後「あそこの家でしょう?」という電話がかなりあった。どこで起きてもおかしくない。各自治体は備えるべきではないでしょうか。
 ◆今の所、名古屋市のような多頭飼育の届け出を条例化することは考えていません。ただ、隣接する市でこのような問題が起きたということで、アンテナを張り、苦情とか、情報を察知した時には、できる限り早く対応できるようにしたいと思います。県と連絡を密に取って、立ち入りをするなどしていくべきだと思います。未然防止、被害が拡大する前にですね。

インタビューに答える竹本市長
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カテゴリー:社会・経済

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