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東三河の田んぼ ウンカ被害が深刻

ウンカによって坪枯れした田んぼ=豊橋市内で
ウンカによって坪枯れした田んぼ=豊橋市内で
東三河の田んぼ ウンカ被害が深刻

 稲の収穫期、黄金色に染まった田んぼのあちこちに、いびつな枯れ跡があちこち―。稲の病害虫である「トビイロウンカ」の被害である。根元について汁を吸うため、稲が枯れ果ててしまうのだ。

 県の病害虫情報によると、9月頭から東三河地域の水田で坪枯れ(円形状に稲が枯れて倒れること)が見られているという。中国から飛来し、例年、九州や中国地方で被害が見られるというが、今年はウンカが大発生し、東海地方にまで影響が及んだようだ。
 JA豊橋営農部営農指導課の職員は「まれにみる状況。年配の職員に聞いてもこんなことは初めてという」と嘆息する。8月収穫の作型は良かったが「あいちのかおり」を中心とした9月下旬~10月から収穫が始まる作型に大きな被害が出ている。「被害は東三河全域で、人によってはしっかり消毒していたところもあるが、広がり方は思いのほか大きかった」という。販売する人以外に、自宅で食べるためだけに作るなど、水稲を手掛ける人は非常に多いため、今回の被害状況は把握できていない。
 職員によると、ウンカの被害は、奥三河など山を背にした水田で多いという。やはり山際の豊橋市石巻方面で4反歩を所有するという70代の男性は、「作っていたのは『あいちのかおり』。夏には何ともなかった稲が、秋になったら枯れてひっくり返っていたので驚いた。例年なら8から8俵半とれる米が、今年は5俵しかとれなかった。近所では4俵しかとれなかった人もいる」と肩を落とす。
 「子どもの頃から70年近く田んぼを見てきたが、こんなことは初めてだ。今まで特に被害にあったことがなかったので、今年に限って保険に入らなかった」とショックを語った。
 ウンカは越冬はしない。今回の被害の原因について「はっきりしない。来年以降、ウンカの被害が続くとも、来ないとも言えない。来年は、夏にウンカを発見したら早めに予防してもらうしかない」とJA職員は話す。
【田中博子】

 稲の収穫期、黄金色に染まった田んぼのあちこちに、いびつな枯れ跡があちこち―。稲の病害虫である「トビイロウンカ」の被害である。根元について汁を吸うため、稲が枯れ果ててしまうのだ。

 県の病害虫情報によると、9月頭から東三河地域の水田で坪枯れ(円形状に稲が枯れて倒れること)が見られているという。中国から飛来し、例年、九州や中国地方で被害が見られるというが、今年はウンカが大発生し、東海地方にまで影響が及んだようだ。
 JA豊橋営農部営農指導課の職員は「まれにみる状況。年配の職員に聞いてもこんなことは初めてという」と嘆息する。8月収穫の作型は良かったが「あいちのかおり」を中心とした9月下旬~10月から収穫が始まる作型に大きな被害が出ている。「被害は東三河全域で、人によってはしっかり消毒していたところもあるが、広がり方は思いのほか大きかった」という。販売する人以外に、自宅で食べるためだけに作るなど、水稲を手掛ける人は非常に多いため、今回の被害状況は把握できていない。
 職員によると、ウンカの被害は、奥三河など山を背にした水田で多いという。やはり山際の豊橋市石巻方面で4反歩を所有するという70代の男性は、「作っていたのは『あいちのかおり』。夏には何ともなかった稲が、秋になったら枯れてひっくり返っていたので驚いた。例年なら8から8俵半とれる米が、今年は5俵しかとれなかった。近所では4俵しかとれなかった人もいる」と肩を落とす。
 「子どもの頃から70年近く田んぼを見てきたが、こんなことは初めてだ。今まで特に被害にあったことがなかったので、今年に限って保険に入らなかった」とショックを語った。
 ウンカは越冬はしない。今回の被害の原因について「はっきりしない。来年以降、ウンカの被害が続くとも、来ないとも言えない。来年は、夏にウンカを発見したら早めに予防してもらうしかない」とJA職員は話す。
【田中博子】

ウンカによって坪枯れした田んぼ=豊橋市内で
ウンカによって坪枯れした田んぼ=豊橋市内で
東三河の田んぼ ウンカ被害が深刻

カテゴリー:社会・経済

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