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生徒の情熱が開いた中学駅伝交流会

全力で周回コースを走る女子=いずれも県営新城総合公園で
全力で周回コースを走る女子=いずれも県営新城総合公園で
一斉にスタートする男子
一斉にスタートする男子
トップでフィニッシュする女子
トップでフィニッシュする女子

 新城市の県営新城総合公園で24日、中学生の駅伝交流会が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大で中止となった市内大会の代替措置。出場した生徒は、日頃の練習の成果を発揮して、絶好のスポーツ日和の下を走った。
 毎年開かれてきた中学生の駅伝大会は、学内で部活の枠を越えてチームを作り、生徒が参加していた。入学以降、大会出場を楽しみにしている生徒も少なくない。
 ところが今年はコロナ禍で各種大会が相次いで中止になった。3年生は公式試合ができないまま引退した。駅伝大会も夏には中止が決定。このため、東郷中の3年生男子6人が市内で署名を集めて8月、穂積亮次市長に駅伝大会の開催を求めて直訴したこともあった。
 市教委は、コロナの感染状況が落ち着いていることなどを検討し、駅伝の開催を決めた。ただし、「密」を避けるために開会式や閉会式も開かず、試合後の結果の張り出しも取りやめた。そして、あくまでも個人の練習の成果を記録することを目的に、チーム定数未満のオープン参加も認め、自身の記録は学校で受け取れるように配慮した。
 交流会は、公園陸上競技場を発着点に、公園内を周回するコース。男子は3000㍍、女子は2200㍍をそれぞれ6人と5人のチームで走った。
 女子は5チームが午前9時15分に、男子は7チームが午前10時20分にスタート。声援を受けながら、アップダウンのあるコースを懸命に走り、次の選手にタスキをつないでいった。フィニッシュ後は、仲間たちに出迎えられ、満面の笑みを浮かべていた。
【山田一晶】

 新城市の県営新城総合公園で24日、中学生の駅伝交流会が開かれた。新型コロナウイルス感染拡大で中止となった市内大会の代替措置。出場した生徒は、日頃の練習の成果を発揮して、絶好のスポーツ日和の下を走った。
 毎年開かれてきた中学生の駅伝大会は、学内で部活の枠を越えてチームを作り、生徒が参加していた。入学以降、大会出場を楽しみにしている生徒も少なくない。
 ところが今年はコロナ禍で各種大会が相次いで中止になった。3年生は公式試合ができないまま引退した。駅伝大会も夏には中止が決定。このため、東郷中の3年生男子6人が市内で署名を集めて8月、穂積亮次市長に駅伝大会の開催を求めて直訴したこともあった。
 市教委は、コロナの感染状況が落ち着いていることなどを検討し、駅伝の開催を決めた。ただし、「密」を避けるために開会式や閉会式も開かず、試合後の結果の張り出しも取りやめた。そして、あくまでも個人の練習の成果を記録することを目的に、チーム定数未満のオープン参加も認め、自身の記録は学校で受け取れるように配慮した。
 交流会は、公園陸上競技場を発着点に、公園内を周回するコース。男子は3000㍍、女子は2200㍍をそれぞれ6人と5人のチームで走った。
 女子は5チームが午前9時15分に、男子は7チームが午前10時20分にスタート。声援を受けながら、アップダウンのあるコースを懸命に走り、次の選手にタスキをつないでいった。フィニッシュ後は、仲間たちに出迎えられ、満面の笑みを浮かべていた。
【山田一晶】

全力で周回コースを走る女子=いずれも県営新城総合公園で
全力で周回コースを走る女子=いずれも県営新城総合公園で
一斉にスタートする男子
一斉にスタートする男子
トップでフィニッシュする女子
トップでフィニッシュする女子

カテゴリー:社会・経済

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