新たなコロナ感染者 県内51人、豊橋は20代女性1人

　県は30日、この日新たに51人の新型コロナウイルス陽性患者を確認したと発表した。前日より減ったものの、50人を超えるのは３日連続。
　地域別では県所管が16人、名古屋市が31人、豊橋市が１人、豊田市が３人。豊橋市は20代の女性で、25日から体のだるさがあり、29日に発熱。市内医療機関を経てＰＣＲ検査の結果、30日に陽性と判定された。現在は症状がなく、自宅で療養するという。
　一方、29日に陽性と判定された87人の地域別内訳は、名古屋市が57人。東三河の感染報告はなかった。年代別では20代が21人、30代が14人、40代が11人など、名古屋市の調査に時間がかかり、年齢性別とも「調査中」が７人。新たに二つのクラスター（感染者集団）が発生し、職場系で10人、飲食店系で20人の患者が見つかっている。
　７月１日から10月29日までの患者の累計は５５６０人となった。30代以下は54・２％、感染経路不明者は50・７％。
　この期間の重症、中等症の患者が占める割合は12・２％。10月の29日間のそれは13・１％。
　29日現在で入院中は１１０人、入院調整中は７人、自宅療養は１１７人、軽症か無症状の患者向け施設入所は64人。
【山田一晶】