文字の大きさ

パラリンピック出場へ義足のスノーボーダー・鈴木さんの挑戦は続く

「障害者のイメージを理解してもらいたい」と話す鈴木さん=ロワジールホテル豊橋で
「障害者のイメージを理解してもらいたい」と話す鈴木さん=ロワジールホテル豊橋で

 パラリンピック出場を目指す“義足のスノーボーダー”鈴木隆太さん(35)=豊橋市=が17日、同市藤沢町のロワジールホテル豊橋で開かれた豊橋ゴールデンロータリークラブ(宇藤信会長)の例会でスピーチした。
 鈴木さんは田原市出身。17歳の時、バイク事故で左足の膝から下を失った。しかし、29歳でスノーボードに出会い、楽しさと難しさ、奥深さを見出した。義足ながらも、持ち前の負けん気と前向きな心、気持ちの強さを武器に凄まじいスピードで実力をつけ、障害者スノーボードの全国大会で初出場初優勝、翌年の国際大会に日本代表として出場し、好成績を収めた。
 現在は、スノーボードのレースで知られる競技・スノーボードクロスの選手で、国内に練習拠点を置き、来年1月の国際大会に向けてカナダなどでトレーニングを積み重ねている。同競技ナショナルチームの強化指定選手でもあり、韓国・平昌(ピョンチャン)で開催される冬季パラリンピックの日本の出場枠獲得を目標としている。
 鈴木さんはこの日、「左足を失い、できなくなったこともあるが、できることを探してチャレンジすることはできる。気づくことも増えた。障害はできないと思った時、障害になる。個性を、あるがままを認めて、チャレンジするかしないかだけ」と述べ、世界への挑戦を力強く語った。
 続けて「世の中の人は五体満足であることが常識だが、私たちの五体満足は私たちの体です」などと、障害者のイメージを理解してもらいたいとも訴えた。
(千葉敬也)

 パラリンピック出場を目指す“義足のスノーボーダー”鈴木隆太さん(35)=豊橋市=が17日、同市藤沢町のロワジールホテル豊橋で開かれた豊橋ゴールデンロータリークラブ(宇藤信会長)の例会でスピーチした。
 鈴木さんは田原市出身。17歳の時、バイク事故で左足の膝から下を失った。しかし、29歳でスノーボードに出会い、楽しさと難しさ、奥深さを見出した。義足ながらも、持ち前の負けん気と前向きな心、気持ちの強さを武器に凄まじいスピードで実力をつけ、障害者スノーボードの全国大会で初出場初優勝、翌年の国際大会に日本代表として出場し、好成績を収めた。
 現在は、スノーボードのレースで知られる競技・スノーボードクロスの選手で、国内に練習拠点を置き、来年1月の国際大会に向けてカナダなどでトレーニングを積み重ねている。同競技ナショナルチームの強化指定選手でもあり、韓国・平昌(ピョンチャン)で開催される冬季パラリンピックの日本の出場枠獲得を目標としている。
 鈴木さんはこの日、「左足を失い、できなくなったこともあるが、できることを探してチャレンジすることはできる。気づくことも増えた。障害はできないと思った時、障害になる。個性を、あるがままを認めて、チャレンジするかしないかだけ」と述べ、世界への挑戦を力強く語った。
 続けて「世の中の人は五体満足であることが常識だが、私たちの五体満足は私たちの体です」などと、障害者のイメージを理解してもらいたいとも訴えた。
(千葉敬也)

「障害者のイメージを理解してもらいたい」と話す鈴木さん=ロワジールホテル豊橋で
「障害者のイメージを理解してもらいたい」と話す鈴木さん=ロワジールホテル豊橋で

カテゴリー:社会・経済 / スポーツ

 PR

PR