田原駅前に「竹あかり」の優しい光を
田原市立田原中学校のボランティアグループ「たはランティア」の生徒らが8日、孟宗(もうそう)竹を加工した「竹あかり」を制作した。完成したものは三河田原駅前でライトアップする。
まちづくり会社あつまるタウン田原の実行委員会が、コロナ禍終息の願いも込め企画した。
竹あかりは筒内でLED電球をともし、絵柄などをデザインした穴から明かりを発する。長さ80㌢大など4種類あり、生徒30人が80本を制作した。
今月5日に始め、2度目の作業となるこの日は、穴開けに続き台座を取り付けた。穴開けは、大小5種類の穴で月や星、花や鳥などを表した。大小の点を紙にデザインして竹に貼り、穴開け用ドリルの狙い目とした。
生徒はドリルの回転を抑え慎重な手つきで穴を開けた。穴の大きさごとに切り刃を換え、竹が割れないように周囲から中心へ向かうように穴を開け進めていった。
参加した1年生の中山蒼葉さん(13)は「クローバーや王冠などをデザインした。細い穴開けが難しかったけどうまくできた」と満足そう。柴田光晴委員長は「イルミネーションに続くライトアップ企画。コロナ禍で落ち込んだ心をいやしたい」と話した。
実行委が準備した長尺のものを加えた100本を駅前に置き、12月12日から1月5日までライトアップする。
【加藤広宣】
田原市立田原中学校のボランティアグループ「たはランティア」の生徒らが8日、孟宗(もうそう)竹を加工した「竹あかり」を制作した。完成したものは三河田原駅前でライトアップする。
まちづくり会社あつまるタウン田原の実行委員会が、コロナ禍終息の願いも込め企画した。
竹あかりは筒内でLED電球をともし、絵柄などをデザインした穴から明かりを発する。長さ80㌢大など4種類あり、生徒30人が80本を制作した。
今月5日に始め、2度目の作業となるこの日は、穴開けに続き台座を取り付けた。穴開けは、大小5種類の穴で月や星、花や鳥などを表した。大小の点を紙にデザインして竹に貼り、穴開け用ドリルの狙い目とした。
生徒はドリルの回転を抑え慎重な手つきで穴を開けた。穴の大きさごとに切り刃を換え、竹が割れないように周囲から中心へ向かうように穴を開け進めていった。
参加した1年生の中山蒼葉さん(13)は「クローバーや王冠などをデザインした。細い穴開けが難しかったけどうまくできた」と満足そう。柴田光晴委員長は「イルミネーションに続くライトアップ企画。コロナ禍で落ち込んだ心をいやしたい」と話した。
実行委が準備した長尺のものを加えた100本を駅前に置き、12月12日から1月5日までライトアップする。
【加藤広宣】