新たなコロナ陽性者 豊橋で15人、豊川1人、蒲郡1人

　県は10日、この日新たに１２９人が新型コロナウイルス陽性判定されたと発表した。１２０人を超えたのは８月９日以来、93日ぶり。県内の累計感染者は７０００人を超えた。感染拡大は当面続くとみられ、県は厳重な警戒を呼びかけている。
　地域別内訳は県所管が44人、名古屋市が58人、豊橋市が15人、岡崎市が８人、豊田市が４人。豊橋市は10歳未満から60代の男性８人、女性７人。１日の感染数としては過去最多となった。また、市消防職員の感染が確認されたとしている。豊川市と蒲郡市でも１例ずつの感染報告があった。
　一方、９日に陽性と判定された57人の地域別内訳は、名古屋市が23人。東三河では豊川市で20代と50代の女性の、蒲郡市で20代と80代の男性の感染が確認された。年代別では30代17人、20代12人など。
　７月１日から11月９日までの感染者の累計は６３５０人となった。30代以下は54・１％、感染経路不明者は49・１％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・９％と下がった。11月の９日間のそれは９・３％。
　９日現在の入院は１９４人、入院調整中は８人、自宅療養は３４５人、軽症患者か無症状の人向けの施設入所は１５２人。
【山田一晶】