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豊橋調理製菓専門学校で「地産地消コン」

アイデア料理が並ぶ審査会場=豊橋調理製菓専門学校で
アイデア料理が並ぶ審査会場=豊橋調理製菓専門学校で
地元食材を使った献立がずらり
地元食材を使った献立がずらり

 豊橋調理製菓専門学校(豊橋市八町通1、鈴木良昌校長)で11日、学生たちが三河産の食材を使ったアイデアメニューを出品する「地産地消コンテスト」が開かれた。地元食材を研究し、特徴が生きる献立を考える。学生たちは豊かな発想と学んだ技術を駆使し、地元食材の魅力を存分に引き出す料理を披露した。
 材料購入からカロリー・原価計算までしたうえで、創作料理やスイーツを完成させ、地域産業発展につなげていこうと開く毎年恒例の取り組み。今年は昼間部の学生と夜間部の希望学生計106人が参加した。
 毎年、課題となる地元食材の種類を変えている。今年のお題は「冬瓜」「緑茶」「しらす」と、初めて扱う「サツマイモ」「ちくわ」の計5種。学生は9月から地元食材の勉強を始め、使う食材を選び、献立を考え、試作を繰り返してきた。
 審査はJAなど生産者、自治体関係者、市内飲食店や製菓店、同校講師らが担当。会場には味だけでなく、食指の動く見栄え、工夫を凝らした料理が並んだ。課題食材をいくつも組み合わせた料理も登場するなど、力作の数々が試食する審査員をうならせた。
 「バリエーション豊かな料理だった。ちくわを蒲焼きにしたもの、冬瓜をパスタに見立てたものなど、食材を別のものに見立てた料理も目立った」と同校担当者。「新しい食材二つが入ることで、学生がどう考えるかを見たかった。初めてサツマイモを扱ったが、菓子に料理にと、ふんだんに使われていた。また東三河にとって代表的な食材のちくわも、どのようにうまさを生かすか興味深かった」と鈴木校長。審査員は食材の生かし方や味、外観、食感、独自性などを慎重に審査し、上位者を表彰した。
 入賞者は後日掲載する。
【田中博子】

 豊橋調理製菓専門学校(豊橋市八町通1、鈴木良昌校長)で11日、学生たちが三河産の食材を使ったアイデアメニューを出品する「地産地消コンテスト」が開かれた。地元食材を研究し、特徴が生きる献立を考える。学生たちは豊かな発想と学んだ技術を駆使し、地元食材の魅力を存分に引き出す料理を披露した。
 材料購入からカロリー・原価計算までしたうえで、創作料理やスイーツを完成させ、地域産業発展につなげていこうと開く毎年恒例の取り組み。今年は昼間部の学生と夜間部の希望学生計106人が参加した。
 毎年、課題となる地元食材の種類を変えている。今年のお題は「冬瓜」「緑茶」「しらす」と、初めて扱う「サツマイモ」「ちくわ」の計5種。学生は9月から地元食材の勉強を始め、使う食材を選び、献立を考え、試作を繰り返してきた。
 審査はJAなど生産者、自治体関係者、市内飲食店や製菓店、同校講師らが担当。会場には味だけでなく、食指の動く見栄え、工夫を凝らした料理が並んだ。課題食材をいくつも組み合わせた料理も登場するなど、力作の数々が試食する審査員をうならせた。
 「バリエーション豊かな料理だった。ちくわを蒲焼きにしたもの、冬瓜をパスタに見立てたものなど、食材を別のものに見立てた料理も目立った」と同校担当者。「新しい食材二つが入ることで、学生がどう考えるかを見たかった。初めてサツマイモを扱ったが、菓子に料理にと、ふんだんに使われていた。また東三河にとって代表的な食材のちくわも、どのようにうまさを生かすか興味深かった」と鈴木校長。審査員は食材の生かし方や味、外観、食感、独自性などを慎重に審査し、上位者を表彰した。
 入賞者は後日掲載する。
【田中博子】

アイデア料理が並ぶ審査会場=豊橋調理製菓専門学校で
アイデア料理が並ぶ審査会場=豊橋調理製菓専門学校で
地元食材を使った献立がずらり
地元食材を使った献立がずらり

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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