県内コロナ感染者が「第3波」で最多の152人

豊橋2人、豊川2人、蒲郡1人、田原3人

　県は14日、新たに１５２人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと発表した。１００人を超えるのは５日連続で「第３波」としては最大の感染者数。１日の感染者が１５０人を超えるのは８月８日（１８０人）以来、98日ぶり。「第２波」は14日間にわたって１００人超えが続いた。今回も本格的な感染拡大期に入ったとみられる。
　地域別内訳は、県所管が52人、名古屋市が79人、豊橋市が２人、岡崎市が９人、豊田市が10人。豊橋市は30代女性と50代男性。また東三河では、ほかに豊川市で30代と70代の男性、蒲郡市で20代女性、田原市で10代２人、40代１人のいずれも女性の感染が報告された。
　一方、13日に陽性と発表された１４８人の地域別内訳は名古屋市が88人。東三河は豊橋市が５人、豊川市が１人、蒲郡市が９人だった。同市の累計感染者は52人となった。１４８人の年代別内訳は20代が36人、40代が26人、30代が18人など。
　10月21日から11月13日までの「第３波」の感染者数は１６８０人となった。30代以下の割合は51・８％、感染経路不明者は41・４％。この期間の重症、中等症の患者の割合は10・８％。
　14日現在の入院は２３３人、入院調整は11人、軽症か無症状の人向けの施設入所は１９３人、自宅療養は４３５人。
【山田一晶】