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赤羽根にサーファー向け宿泊施設誕生へ

事業計画地の弥八島公園と宿泊施設の配置イメージ(提供)
事業計画地の弥八島公園と宿泊施設の配置イメージ(提供)

 国内有数のサーフスポットを生かした「サーフタウン構想」を進める田原市は、赤羽根町の弥八島地区で宿泊施設を伴う土地活用事業者に、ビジネスホテルを展開するホテルクリエイト(豊橋市神野新田町、岡田正康社長)を選んだ。宿泊施設は戸建て別荘スタイルの「グランピア」とし、構想の核となる移住促進を視野に居住体験もできる仕掛けとなっている。2022年2月オープンを目指す。
 構想で重点整備地区とされる弥八島公園は、太平洋ロングビーチの東側に隣接、赤羽根港付近のロコポイントにも車で数分の好立地に整備する。太平洋と「弥八島」と呼ばれる岩礁を眼下に臨むことができ、優雅な庭で太平洋と星空が満喫できるというコンセプトだ。
 事業計画では、公園約2㌶に宿泊施設8棟と管理棟を建設。駐車場は車30台を収容できる。宿泊施設は東西各3棟、南側2棟。管理棟は海の見えるカフェも併設し、宿泊客以外も利用できる。
 東棟は2階建て延べ約84平方㍍、西と南棟は平屋建て76~85平方㍍。リビングダイニングと2、3の寝室からなる。オーシャンビューの浴室も備える。
 料金は居室タイプや曜日、季節で異なるが、1泊2食付き(バーベキューも選択可)で2万円前後を想定するという。
 ホテルクリエイトによると「コロナ禍の前に計画したものだが、戸建てタイプのため『3密』も避けられるつくりになった」と話す。
 市と定期借地権契約を結び、最長30年で運営する。優遇措置として賃借料の当初10年分を固定資産税相当額とし、低額にする。建物は施設立地奨励金として固定資産税相当額(3年間、上限1億円)を交付。
 市のサーフタウン構想では二つのサーフスポットを拠点に周辺地域を機能別ゾーンに分類。「居住誘導」ゾーンの赤羽根校区ではすでに土地区画整理で宅地造成が進行している。道の駅あかばねロコステーションの周辺は「観光拠点」、東の高松校区の市街化区域は「空き家活用」のゾーンとしている。
【加藤広宣】

 国内有数のサーフスポットを生かした「サーフタウン構想」を進める田原市は、赤羽根町の弥八島地区で宿泊施設を伴う土地活用事業者に、ビジネスホテルを展開するホテルクリエイト(豊橋市神野新田町、岡田正康社長)を選んだ。宿泊施設は戸建て別荘スタイルの「グランピア」とし、構想の核となる移住促進を視野に居住体験もできる仕掛けとなっている。2022年2月オープンを目指す。
 構想で重点整備地区とされる弥八島公園は、太平洋ロングビーチの東側に隣接、赤羽根港付近のロコポイントにも車で数分の好立地に整備する。太平洋と「弥八島」と呼ばれる岩礁を眼下に臨むことができ、優雅な庭で太平洋と星空が満喫できるというコンセプトだ。
 事業計画では、公園約2㌶に宿泊施設8棟と管理棟を建設。駐車場は車30台を収容できる。宿泊施設は東西各3棟、南側2棟。管理棟は海の見えるカフェも併設し、宿泊客以外も利用できる。
 東棟は2階建て延べ約84平方㍍、西と南棟は平屋建て76~85平方㍍。リビングダイニングと2、3の寝室からなる。オーシャンビューの浴室も備える。
 料金は居室タイプや曜日、季節で異なるが、1泊2食付き(バーベキューも選択可)で2万円前後を想定するという。
 ホテルクリエイトによると「コロナ禍の前に計画したものだが、戸建てタイプのため『3密』も避けられるつくりになった」と話す。
 市と定期借地権契約を結び、最長30年で運営する。優遇措置として賃借料の当初10年分を固定資産税相当額とし、低額にする。建物は施設立地奨励金として固定資産税相当額(3年間、上限1億円)を交付。
 市のサーフタウン構想では二つのサーフスポットを拠点に周辺地域を機能別ゾーンに分類。「居住誘導」ゾーンの赤羽根校区ではすでに土地区画整理で宅地造成が進行している。道の駅あかばねロコステーションの周辺は「観光拠点」、東の高松校区の市街化区域は「空き家活用」のゾーンとしている。
【加藤広宣】

事業計画地の弥八島公園と宿泊施設の配置イメージ(提供)
事業計画地の弥八島公園と宿泊施設の配置イメージ(提供)

カテゴリー:社会・経済 / 政治・行政

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