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来年の干支にちなんだ企画展

牛の骨格標本などが見られる企画展=豊橋市自然史博物館で
牛の骨格標本などが見られる企画展=豊橋市自然史博物館で
牛用のわらじ
牛用のわらじ

 2021年の干支(えと)、丑(うし)にちなんだ企画展が19日、豊橋市自然史博物館で始まった。収蔵する牛の骨格標本や、「牛」と名の付く生物や植物、牛耕での道具や張り子など民俗的な資料を加えた約150点を展示している。来年1月17日まで。
 翌年の干支に関連する資料を展示する毎年恒例の企画展。
 絶滅したアフリカスイギュウの仲間の頭骨や、ツノ、漢方薬になっているウシの胆石「牛黄(ごおう)」、牛耕で使われていた鞍(くら)と手引き、牛用のわらじも見られる。
 関連した生物では「ウシザメ」と呼ばれる「オオメジロザメ」の歯、植物ではウシの顔の形をした「ミゾソバ」、牛の毛に由来する愛知の方言から付けられたとされる「ウンヌケ」、他に漢字で「牛」が付く「ウミウシ(海牛)」、「カタツムリ(蝸牛)」も紹介している。
 民俗品は浜松市博物館が協力。農具だけでなく牛車を模した浜松張子などを出品している。
 観覧無料だが、豊橋総合動植物公園入園料(大人600円、小中学生100円)が必要。
【安藤聡】

 2021年の干支(えと)、丑(うし)にちなんだ企画展が19日、豊橋市自然史博物館で始まった。収蔵する牛の骨格標本や、「牛」と名の付く生物や植物、牛耕での道具や張り子など民俗的な資料を加えた約150点を展示している。来年1月17日まで。
 翌年の干支に関連する資料を展示する毎年恒例の企画展。
 絶滅したアフリカスイギュウの仲間の頭骨や、ツノ、漢方薬になっているウシの胆石「牛黄(ごおう)」、牛耕で使われていた鞍(くら)と手引き、牛用のわらじも見られる。
 関連した生物では「ウシザメ」と呼ばれる「オオメジロザメ」の歯、植物ではウシの顔の形をした「ミゾソバ」、牛の毛に由来する愛知の方言から付けられたとされる「ウンヌケ」、他に漢字で「牛」が付く「ウミウシ(海牛)」、「カタツムリ(蝸牛)」も紹介している。
 民俗品は浜松市博物館が協力。農具だけでなく牛車を模した浜松張子などを出品している。
 観覧無料だが、豊橋総合動植物公園入園料(大人600円、小中学生100円)が必要。
【安藤聡】

牛の骨格標本などが見られる企画展=豊橋市自然史博物館で
牛の骨格標本などが見られる企画展=豊橋市自然史博物館で
牛用のわらじ
牛用のわらじ

カテゴリー:社会・経済 / イベント

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