コロナ新規陽性者 県内235人、豊橋は6人

　県は29日、新たに２３５人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。わずか１日で再び２００人台となった。年末年始にかけ、休診となる医療機関も多い。東三河での医療相談は、「受診・相談センター」か、各地区ごとの「県救命医療情報センター」へ。24時間体制となっている。
　２３５人の管轄保健所別内訳は、県管轄が１２７人、名古屋市が98人、豊橋市が６人、岡崎市と豊田市が各２人。豊橋市は10代男性１、20代男性１、40代男女各１、50代男性２。３人は濃厚接触者だった。
　一方、28日に陽性と発表された１２２人の地域別内訳は名古屋市が56人。東三河は豊橋市の５人に加え、豊川市が10歳未満男児１、30代女性１▽蒲郡市が60代女性１▽新城市が50代女性１となっている。３市計４人はいずれも濃厚接触者。
　年代別内訳は、20代が19人、30代と80代が各16人、70代が15人、40代が14人など。
　７日間の平均でみる県独自の指標は、新規陽性者数が２２３・９人（厳重警戒）▽入院患者数が５７０・０人（危険）▽陽性率が８・２％（警戒）▽重症者数が40・３人（警戒）▽新規陽性者のうち高齢者数が53・９人（危険）－となっている。
　10月21日から12月28日までの第３波の陽性者は１万人を超えて１万19人となった。70代以上の割合は15・５％。感染経路不明者はで44・２％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は10・８％。死者は７人増えて２０２人となった。
　28日現在の入院は６０３人、入院調整は19人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２２４人、自宅療養は１２８７人。
【山田一晶】