コロナ新規陽性者 県内246人、豊橋は18人

　県は19日、新たに２４６人の新型コロナ陽性者を確認したと発表した。再び２００人台となった。18日時点で、県内の入院者は７２０人、重症者は60人で、いずれも過去最多を更新した。大村秀章知事はこの日の会見で、入院者数を減らすために新規感染者を減らすことが必要として、県民とともに、時短営業を要請している飲食店全般に対しても改めて協力を求めた。
　２４６人の管轄保健所別内訳は、県管轄が１１２人、名古屋市が94人、豊橋市が18人、岡崎市が９人、豊田市が13人。豊橋市は20代男性４、30代男性１、30代女性１、40代男性１、40代女性２、50代男性１、50代女性３、60代男性２、60代女性１、70代男性１、80代男性１。４人が濃厚接触者か知人が陽性となって自発的に検査を受けた。中等症が２人、軽症が８人。
　一方、18日に陽性と発表された１５１人の地域別内訳は、東三河が豊橋市の13人のほか、豊川市が20代男性１▽新城市が10歳未満男児１。
　年代別内訳は30代が23人、40代が22人、20代が21人など。70代以上の割合は15・１％。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は２５７・７人（厳重警戒）、入院患者は７１４・６人（危険）、重症者は56・７人（同）、新規陽性者のうち高齢者は34・４人（厳重警戒）。11日時点での陽性率は９・７％で厳重警戒に近づいた。
　昨年10月21日から１月18日までの陽性者は１万５６５３人となった。70代以上の割合は15・７％、感染経路不明者は43・６％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は10・５％。死者は７人増えて３３０人となった。
　18日現在の入院調整は22人、軽症か無症状の人向けの施設入所は２１９人、自宅療養は２２９１人。
【山田一晶】