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「緊急事態宣言」3月7日まで延長

「緊急事態宣言」3月7日まで延長
「緊急事態宣言」3月7日まで延長
「緊急事態宣言」3月7日まで延長

 政府は2日夜、11都府県を対象にした緊急事態宣言を、栃木県を除いて3月7日まで延長することを正式決定した。県内の飲食店を対象に出ている午後8時までの営業時間短縮要請、不要不急の外出自粛要請なども継続する。
 この日は、感染症の専門家などでつくる政府の諮問委員会が開かれた。田村憲久厚生労働相は諮問委員会で「1月中旬以降、減少傾向が続いているが感染状況は収まっていない。専門家から『感染者の減少が入院患者数や重症者数の減少につながるには一定の期間が必要』という意見をいただいた」などと述べた。そのうえで、新規陽性者が減少し、医療体制の状況が改善している栃木県を除き、愛知県や東京都、大阪府は来月7日まで1カ月延長する方針を了承した。
 その後、菅義偉首相が10都府県での延長を国会で正式表明し、質疑があった。午後7時からのコロナ対策本部で正式に決定。菅首相が記者会見し、宣言を延長する理由などを説明した。

コロナ新規陽性者 県内101人、豊橋は6人

 県は2日、新たに101人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。県の指標で新規陽性者は3日にも「厳重警戒」レベルから「警戒」に下がるとみられるが、入院患者などは依然として「危険」レベルで推移している。大村秀章知事は緊急事態宣言の1カ月の延長が決まったが、「陽性者が減り続ければ、途中での解除も可能」との認識を示した。
 101人の管轄保健所別内訳は、県管轄が35人、名古屋市が43人、豊橋市が6人、岡崎市が10人、豊田市が7人。豊橋市は20代男性1、40代男性1、40代女性3、90歳以上女性1。3人は家族がすでに陽性と判明していた濃厚接触者。また市は、豊橋市民病院の女性看護師(40代)が陽性と判明したと発表した。感染経路は不明で、濃厚接触者の職員1人が自宅待機している。
 一方、1日に陽性と発表された80人の地域別内訳は、豊橋市の12人のほかに、豊川市が30代男性1▽新城市が10代女性2、30代男性1、40代女性1。2市計5人のうち、4人が濃厚接触者だった。
 年代別内訳は、10代が13人、20代と40代と80代が各11人など。70代以上の割合は22・5%だった。
 7日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は167・9人(厳重警戒)、入院患者は730・4人(危険)、重症者は60・3人(危険)、新規陽性社のうちの高齢者は43・9人(危険)となっている。
 昨年10月21日から2月1日までの陽性者は1万8334人となった。70代以上の割合は16・9%、感染経路不明者は42・7%。
 この期間の重症、中等症の患者の割合は11・0%。死者は5人増えて405人となった。
 1日現在の入院は697人、入院調整は21人、軽症か無症状の人向けの施設入所は217人、自宅療養は1344人。
【山田一晶】

 政府は2日夜、11都府県を対象にした緊急事態宣言を、栃木県を除いて3月7日まで延長することを正式決定した。県内の飲食店を対象に出ている午後8時までの営業時間短縮要請、不要不急の外出自粛要請なども継続する。
 この日は、感染症の専門家などでつくる政府の諮問委員会が開かれた。田村憲久厚生労働相は諮問委員会で「1月中旬以降、減少傾向が続いているが感染状況は収まっていない。専門家から『感染者の減少が入院患者数や重症者数の減少につながるには一定の期間が必要』という意見をいただいた」などと述べた。そのうえで、新規陽性者が減少し、医療体制の状況が改善している栃木県を除き、愛知県や東京都、大阪府は来月7日まで1カ月延長する方針を了承した。
 その後、菅義偉首相が10都府県での延長を国会で正式表明し、質疑があった。午後7時からのコロナ対策本部で正式に決定。菅首相が記者会見し、宣言を延長する理由などを説明した。

コロナ新規陽性者 県内101人、豊橋は6人

 県は2日、新たに101人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。県の指標で新規陽性者は3日にも「厳重警戒」レベルから「警戒」に下がるとみられるが、入院患者などは依然として「危険」レベルで推移している。大村秀章知事は緊急事態宣言の1カ月の延長が決まったが、「陽性者が減り続ければ、途中での解除も可能」との認識を示した。
 101人の管轄保健所別内訳は、県管轄が35人、名古屋市が43人、豊橋市が6人、岡崎市が10人、豊田市が7人。豊橋市は20代男性1、40代男性1、40代女性3、90歳以上女性1。3人は家族がすでに陽性と判明していた濃厚接触者。また市は、豊橋市民病院の女性看護師(40代)が陽性と判明したと発表した。感染経路は不明で、濃厚接触者の職員1人が自宅待機している。
 一方、1日に陽性と発表された80人の地域別内訳は、豊橋市の12人のほかに、豊川市が30代男性1▽新城市が10代女性2、30代男性1、40代女性1。2市計5人のうち、4人が濃厚接触者だった。
 年代別内訳は、10代が13人、20代と40代と80代が各11人など。70代以上の割合は22・5%だった。
 7日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は167・9人(厳重警戒)、入院患者は730・4人(危険)、重症者は60・3人(危険)、新規陽性社のうちの高齢者は43・9人(危険)となっている。
 昨年10月21日から2月1日までの陽性者は1万8334人となった。70代以上の割合は16・9%、感染経路不明者は42・7%。
 この期間の重症、中等症の患者の割合は11・0%。死者は5人増えて405人となった。
 1日現在の入院は697人、入院調整は21人、軽症か無症状の人向けの施設入所は217人、自宅療養は1344人。
【山田一晶】

「緊急事態宣言」3月7日まで延長
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カテゴリー:社会・経済

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