コロナ新規陽性者 県内120人、豊橋は7人

　県は６日、新たに１２０人の新型コロナウイルス陽性者を確認したと発表した。緊急事態宣言解除の目安の一つとして入院患者数があげられるが、減少傾向にはあるものの、依然として６００人以上となっている。県は、さらに感染拡大防止を呼びかけている。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が52人、名古屋市が43人、豊橋市が７人、岡崎市が９人、豊田市が９人。豊橋市は10歳未満女児１、40代男性１、50代男性２、50代女性１、70代男性１、70代女性１。濃厚接触者は４人。また市は、東部環境センターの職員１人が陽性となったと発表した。センターでの終息したクラスター（感染者集団）とは無関係としている。
　一方、５日に陽性と発表された86人の地域別内訳は、東三河は豊橋市の９人のほかに、蒲郡市の60代女性１人だった。濃厚接触者。
　年代別内訳は20代が23人、40代が11人など。70代以上の割合は18・６％だった。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は１０４・０人（警戒）、入院患者は７０３・３人（危険）、重症者は56・６人（危険）、新規陽性者のうちの高齢者は27・９人（厳重警戒）。
　昨年10月21日から２月５日までの陽性者は１万８７３６人となった。70代以上の割合は17・１％。感染経路不明者は42・７％。
　この期間の重症、中等症の患者の割合は11・４％で少しずつ上昇している。死者は７人増えて４３６人となった。
　５日現在の入院は６２７人、入院調整は19人、軽症か無症状の人向けの施設入所は１５３人、自宅療養は１００８人。
【山田一晶】