猫の御朱印が人気 新城の龍岳院
旅行専門雑誌「じゃらん」のネットニュースが、猫をモチーフにした御朱印をもらえる神社と寺を紹介している。全国13カ所が出ているが、県内からは1社2寺が取り上げられた。その一つ、新城市庭野南植田の金剛山龍岳院はペットの菩提寺でもあり、ペット同伴の参拝も可能だ。2月22日の猫の日まで間もなく。寺を訪ねた。
【山田一晶】
山門をくぐると、かわいいゾウと猫の置物がある。本堂には子ども用の絵本や猫のグッズ。山﨑章秀住職(64)の愛猫リオが時々、遊びに来る。猫の保護活動をしている福井県越前市の御誕生寺からもらわれてきた。
10年前から龍岳院に務める山﨑住職は、書道の教員でもある。現在も高校の非常勤教師だ。泰環の号を持つ。
「ペットは家族だ」と話す。多くの人が、ペットの健康や長寿、病気回復を願って祈とうを受けに来る。七五三もある。もしも死んでしまった時は、丁寧に弔って、残された家族の心を癒やす。境内には供養塔があり、その前で在りし日のペットをしのべるテラス席が設置されている。
じゃらんで紹介された御朱印は、愛犬や愛猫の名が入ったものがもらえる。現在の御朱印ブームの前から始めた。寺を訪ねた人のリクエストに応えた結果だ。評判を呼び、他の御朱印も含め、月に40~50人が、遠くは名古屋や岐阜からも訪ねてくるという。一度来て気に入り、再びやってくる人、御朱印目当ての人、毎月の楽しみにしている人。動機はさまざまだ。
山﨑住職は「寺を訪ね、幸せな気持ちになって家に帰っていただくようにするのが務め。ついでに新城の街を巡ってもらえたら」と話した。
現在、龍岳院は「猫募金」を受け付け中。特別な御朱印が授与される。浄財は御誕生寺に送り、猫たちの治療費に充てる。
御朱印の授与は日時が決まっている。新型コロナウイルス対策で「密」を避けるため、時間を区切って外で待ってもらうことがある。授与の日時は寺のサイト=QRコード=の「御朱印カレンダー」から。
【山田一晶】
旅行専門雑誌「じゃらん」のネットニュースが、猫をモチーフにした御朱印をもらえる神社と寺を紹介している。全国13カ所が出ているが、県内からは1社2寺が取り上げられた。その一つ、新城市庭野南植田の金剛山龍岳院はペットの菩提寺でもあり、ペット同伴の参拝も可能だ。2月22日の猫の日まで間もなく。寺を訪ねた。
【山田一晶】
山門をくぐると、かわいいゾウと猫の置物がある。本堂には子ども用の絵本や猫のグッズ。山﨑章秀住職(64)の愛猫リオが時々、遊びに来る。猫の保護活動をしている福井県越前市の御誕生寺からもらわれてきた。
10年前から龍岳院に務める山﨑住職は、書道の教員でもある。現在も高校の非常勤教師だ。泰環の号を持つ。
「ペットは家族だ」と話す。多くの人が、ペットの健康や長寿、病気回復を願って祈とうを受けに来る。七五三もある。もしも死んでしまった時は、丁寧に弔って、残された家族の心を癒やす。境内には供養塔があり、その前で在りし日のペットをしのべるテラス席が設置されている。
じゃらんで紹介された御朱印は、愛犬や愛猫の名が入ったものがもらえる。現在の御朱印ブームの前から始めた。寺を訪ねた人のリクエストに応えた結果だ。評判を呼び、他の御朱印も含め、月に40~50人が、遠くは名古屋や岐阜からも訪ねてくるという。一度来て気に入り、再びやってくる人、御朱印目当ての人、毎月の楽しみにしている人。動機はさまざまだ。
山﨑住職は「寺を訪ね、幸せな気持ちになって家に帰っていただくようにするのが務め。ついでに新城の街を巡ってもらえたら」と話した。
現在、龍岳院は「猫募金」を受け付け中。特別な御朱印が授与される。浄財は御誕生寺に送り、猫たちの治療費に充てる。
御朱印の授与は日時が決まっている。新型コロナウイルス対策で「密」を避けるため、時間を区切って外で待ってもらうことがある。授与の日時は寺のサイト=QRコード=の「御朱印カレンダー」から。
【山田一晶】