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新城の作手小新校舎と「交流館」が完成

木の香が薫る新校舎の教室=新城市作手高里で
木の香が薫る新校舎の教室=新城市作手高里で
交流館内通路に登場した巨大布絵=同
交流館内通路に登場した巨大布絵=同

 新城市が、同市作手高里地内に建設していた市立作手小学校の新校舎と、地元住民が利用する山村交流施設「つくで交流館」の両施設が完成した。木造を基調とした一体的な施設で木の香が薫る教室と、住民たちの文化芸術をする憩いの場が共存。作手地区の新たな発展の拠点づくりにと期待が込められた。
 作手小学校は学校の再配置指針により、2013(平成25)年4月に旧作手村地区の4小学校(菅守、開成、協和、巴)を統合して開校。児童たちは今年度まで旧開成小の北校舎、旧巴小の南校舎で学んできた。
 新校舎は作手総合支所の北側に立地。広さ1万6107平方㍍の敷地に木造一部鉄筋コンクリート造りの普通教室棟、特別教室棟、体育館の屋内運動場棟、給食棟で延べ3257平方㍍。木造で地元産ヒノキやスギの木材から無垢材や集成材を使用した。
 ワークショップを実施。校舎内では児童たちからトイレのドアや広さなど意見を取り入れて行った。
 一方、交流館は旧開発センターの代替施設として敷地の南側に整備。延べ1169平方㍍で200人収容のホール、図書室、調理室、学童保育室を設けた。完成に合わせ、通路には地元住民でつくる「糸結びの会」で作った縦3・5㍍、幅1・1㍍の布を8枚貼り合わせた巨大布絵も登場。ホールには住民有志が出資して購入したグランドピアノも設けられた。
 体育館では竣工報告会が行われ、穂積亮次市長は「新たな発展の拠点として必要な機能を形にしました。過疎高齢化する中、この施設を拠点に地域振興への再出発となれば」と今後に期待を込めた。
 なお、屋外運動場は工事中となっており、5月までに完成させるという。
(安藤聡)

 新城市が、同市作手高里地内に建設していた市立作手小学校の新校舎と、地元住民が利用する山村交流施設「つくで交流館」の両施設が完成した。木造を基調とした一体的な施設で木の香が薫る教室と、住民たちの文化芸術をする憩いの場が共存。作手地区の新たな発展の拠点づくりにと期待が込められた。
 作手小学校は学校の再配置指針により、2013(平成25)年4月に旧作手村地区の4小学校(菅守、開成、協和、巴)を統合して開校。児童たちは今年度まで旧開成小の北校舎、旧巴小の南校舎で学んできた。
 新校舎は作手総合支所の北側に立地。広さ1万6107平方㍍の敷地に木造一部鉄筋コンクリート造りの普通教室棟、特別教室棟、体育館の屋内運動場棟、給食棟で延べ3257平方㍍。木造で地元産ヒノキやスギの木材から無垢材や集成材を使用した。
 ワークショップを実施。校舎内では児童たちからトイレのドアや広さなど意見を取り入れて行った。
 一方、交流館は旧開発センターの代替施設として敷地の南側に整備。延べ1169平方㍍で200人収容のホール、図書室、調理室、学童保育室を設けた。完成に合わせ、通路には地元住民でつくる「糸結びの会」で作った縦3・5㍍、幅1・1㍍の布を8枚貼り合わせた巨大布絵も登場。ホールには住民有志が出資して購入したグランドピアノも設けられた。
 体育館では竣工報告会が行われ、穂積亮次市長は「新たな発展の拠点として必要な機能を形にしました。過疎高齢化する中、この施設を拠点に地域振興への再出発となれば」と今後に期待を込めた。
 なお、屋外運動場は工事中となっており、5月までに完成させるという。
(安藤聡)

木の香が薫る新校舎の教室=新城市作手高里で
木の香が薫る新校舎の教室=新城市作手高里で
交流館内通路に登場した巨大布絵=同
交流館内通路に登場した巨大布絵=同

カテゴリー:社会・経済 / 地域・教育

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