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念願かないミネアサヒが「特A」

特Aシールが貼られたミネアサヒ
特Aシールが貼られたミネアサヒ
収穫期を迎えたミネアサヒの田んぼ(JA愛知東提供)
収穫期を迎えたミネアサヒの田んぼ(JA愛知東提供)
道の駅「つくで手作り村」の定食メニュー
道の駅「つくで手作り村」の定食メニュー

 東西三河中山間部で生産される、うるち米「ミネアサヒ」が、日本穀物検定協会の2020年産米食味ランキングで、初めて最高位の「特A」を獲得した。県内産米では初。新城市作手地区で営農指導するJA愛知東は「念願がかなった」と喜び、ラベル表示をして流通を始めた。
 ミネアサヒは「関東79号」と「喜峰(きほう)」をかけあわせ、1980年に品種登録された。粒が小さく、粘りと歯ごたえがあるほか、冷めてもおいしいのが特長だ。県内では約1450㌶で栽培され、うちJA愛知東(新城市、北設楽郡)管内の栽培面積は368㌶だ。その中でも新城市作手地区では233㌶で、年間1175㌧を生産している。作手地区は標高500㍍前後で、降雨量が多いことから生育管理が大変という。流通量が少ないことから「幻の米」とも呼ばれる。
 ランキングは71年から始まった。複数産地の「コシヒカリ」のブレンド米を標準とし、外観や香り、味、粘りなど6項目で評価。産地銘柄ごと「特A」から「B'」までの5段階で格付けしている。「ミネアサヒ」は毎年エントリーし、18年は「A」、19年は「A'」だった。
 「ミネアサヒ」を周知しようと、JA愛知東が今年2月からリーフレットを作ってPR展開を始めた矢先の朗報だった。同農協作手営農センターの金田隆幸課長は、「生産者と関係者が一体となって活動してきた結果です。ランキング評価は1年限りのため、毎年特Aを獲得できるようにしないといけない」と気を引き締めた。
 農協では「特A」とプリントされた金色のシールを米袋に貼って流通を展開。東三河では新城市内はAコープ作手店、同しんしろ店、グリーンセンターしんしろ、こんたく長篠、蒲郡市はJAグリーンセンター蒲郡で販売している。
【安藤聡】

 東西三河中山間部で生産される、うるち米「ミネアサヒ」が、日本穀物検定協会の2020年産米食味ランキングで、初めて最高位の「特A」を獲得した。県内産米では初。新城市作手地区で営農指導するJA愛知東は「念願がかなった」と喜び、ラベル表示をして流通を始めた。
 ミネアサヒは「関東79号」と「喜峰(きほう)」をかけあわせ、1980年に品種登録された。粒が小さく、粘りと歯ごたえがあるほか、冷めてもおいしいのが特長だ。県内では約1450㌶で栽培され、うちJA愛知東(新城市、北設楽郡)管内の栽培面積は368㌶だ。その中でも新城市作手地区では233㌶で、年間1175㌧を生産している。作手地区は標高500㍍前後で、降雨量が多いことから生育管理が大変という。流通量が少ないことから「幻の米」とも呼ばれる。
 ランキングは71年から始まった。複数産地の「コシヒカリ」のブレンド米を標準とし、外観や香り、味、粘りなど6項目で評価。産地銘柄ごと「特A」から「B'」までの5段階で格付けしている。「ミネアサヒ」は毎年エントリーし、18年は「A」、19年は「A'」だった。
 「ミネアサヒ」を周知しようと、JA愛知東が今年2月からリーフレットを作ってPR展開を始めた矢先の朗報だった。同農協作手営農センターの金田隆幸課長は、「生産者と関係者が一体となって活動してきた結果です。ランキング評価は1年限りのため、毎年特Aを獲得できるようにしないといけない」と気を引き締めた。
 農協では「特A」とプリントされた金色のシールを米袋に貼って流通を展開。東三河では新城市内はAコープ作手店、同しんしろ店、グリーンセンターしんしろ、こんたく長篠、蒲郡市はJAグリーンセンター蒲郡で販売している。
【安藤聡】

特Aシールが貼られたミネアサヒ
特Aシールが貼られたミネアサヒ
収穫期を迎えたミネアサヒの田んぼ(JA愛知東提供)
収穫期を迎えたミネアサヒの田んぼ(JA愛知東提供)
道の駅「つくで手作り村」の定食メニュー
道の駅「つくで手作り村」の定食メニュー

カテゴリー:社会・経済

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