東栄、大治両町が発展へ向け友好自治体提携結ぶ

　北設楽郡東栄町と海部郡大治町は30日、友好自治体提携を結んだ。両町は２０１３（平成25）年２月に災害時相互応援協定を締結して以来、行事での交流を行ってきた。今後は双方の町民交流を通して親睦を深めていくという。
　県内の東北部で山間部に位置する東栄町と、県西部で平野部に位置する大治町。災害時相互応援協定締結以来、大治町民が東栄町で自然体験や星空探訪、東栄フェスティバルの参加、東栄町民は大治町で開催された国民文化祭行事参加を行ってきた。
　この日、村上孝治東栄町長らが訪れ、村上昌生大治町長と共に調印書に署名した。
　東栄の村上町長は「両町のまちづくりの活性化が期待される。都市部にはない自然環境があり、今後も東栄町でリフレッシュしてもらえば」、大治の村上町長は「お互いの良い所を学び、助け合い、切磋琢磨して発展していくことに期待している」とそれぞれあいさつした。
　大治町では町民が東栄町の施設で宿泊する際に補助制度を創設していくという。
（安藤聡）