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巨大地震に備え田原の太平洋沿岸部で「津波セーフティライン」整備

整備が完了した「津波セーフティライン」=田原市高松町で
整備が完了した「津波セーフティライン」=田原市高松町で

 巨大地震発生による津波被害が予測されている田原市の太平洋沿岸部で、津波避難を誘導する路面表示「津波セーフティライン」が整備された。
 場所は久美原(六連町)、百々(同)、谷ノ口(東神戸町)、弥八島(高松町)、ロングビーチ(赤羽根町)、若見(若見町)の海岸6地点。津波注意の図記号と「津波セーフティライン」の文字が記され、津波避難の最低限ラインを示し、さらに高い場所への避難を促す。
 6地点はいずれも、サーファーや釣り人ら、人と通行量が多い。想定されている津波浸水区域よりも、海抜で1・5㍍高い位置に路面表示を施した。大きさは道路によって異なるが、全体で縦10㍍、横2・5~3㍍の大きさ。弥八島海岸では海からの直線距離で約150㍍、海抜約18㍍の位置に整備された。
 これで、市が4年計画で実施してきた津波防災事業「道標プロジェクト」は完了。一連のプロジェクトではこれまでに、沿岸部に蓄光式の津波避難看板(15地点)設置をはじめ、海抜の低い堀切地区でも避難誘導の路面表示と看板を設けるなどしてきた。
(千葉敬也)

 巨大地震発生による津波被害が予測されている田原市の太平洋沿岸部で、津波避難を誘導する路面表示「津波セーフティライン」が整備された。
 場所は久美原(六連町)、百々(同)、谷ノ口(東神戸町)、弥八島(高松町)、ロングビーチ(赤羽根町)、若見(若見町)の海岸6地点。津波注意の図記号と「津波セーフティライン」の文字が記され、津波避難の最低限ラインを示し、さらに高い場所への避難を促す。
 6地点はいずれも、サーファーや釣り人ら、人と通行量が多い。想定されている津波浸水区域よりも、海抜で1・5㍍高い位置に路面表示を施した。大きさは道路によって異なるが、全体で縦10㍍、横2・5~3㍍の大きさ。弥八島海岸では海からの直線距離で約150㍍、海抜約18㍍の位置に整備された。
 これで、市が4年計画で実施してきた津波防災事業「道標プロジェクト」は完了。一連のプロジェクトではこれまでに、沿岸部に蓄光式の津波避難看板(15地点)設置をはじめ、海抜の低い堀切地区でも避難誘導の路面表示と看板を設けるなどしてきた。
(千葉敬也)

整備が完了した「津波セーフティライン」=田原市高松町で
整備が完了した「津波セーフティライン」=田原市高松町で

カテゴリー:社会・経済

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