フェニックス「新城」「奥三河」デー

　プロバスケットボールＢリーグ「三遠ネオフェニックス」のホームゲーム、川崎ブレイブサンダース戦が３、４の両日、豊橋市総合体育館であった。ネオフェニックスが今季設けた東三河の「市町村デー」で、３日は新城市、４日は奥三河（北設楽郡）デーとなり、穂積亮次市長が甲冑（かっちゅう）姿であいさつしたほか、奥三河は名産品を紹介した。
　３日の新城市デーで穂積市長は「新城は長篠・設楽原の戦いで日本の歴史を大きく変えた地であります。私がここに立った以上、きょうから三遠ネオフェニックスの快進撃が始まります」と火縄銃を振り上げながらチームを鼓舞した。
　コートサイドでは長篠・設楽原の戦いをＰＲするトリックアートのフォトスポット、観光地紹介のほか、「市営業部長」のマスコット「のんすけ」も登場した。
　一方、４日の奥三河デーは、設楽町の横山光明町長、東栄町の村上孝治町長、豊根村の伊藤実村長がコート中央に立ち、横山町長が「三遠ネオフェニックスの勝利とともに町に活力を与えてくれることを期待します」とあいさつした。
　館内では奥三河で「美と健康」をテーマにした「ｏｋｕｍｉｋａｗＡｗａｋｅ／メザメ奥三河」で東栄町の東栄まゆ花の造花作品などが観客に紹介された。
　市町村デーは、今シーズンのホームアリーナ開催試合で東三河の各５市、北設楽郡の６日間を初めて設定。昨年12月から予定したが、新型コロナウイルス禍で延期し、今後は24日に田原市、25日に蒲郡市デーを開催する。豊川市は今季中止となった。
　試合は応援届かず、連敗を喫した。
【安藤聡】