全国大会で活躍 桜丘高生徒が浅井豊橋市長に報告

　３月に大阪市内であった全国高校選抜大会で優勝した、桜丘高校日本拳法男子部員らが７日、豊橋市役所に浅井由崇市長を訪ね、頂点に立った喜びを報告した。同大会３位の女子のほか、卓球部や剣道部も春の全国大会入賞を伝えた。
　東淀川体育館で29日あった「第25回全国高校日本拳法選抜大会」で男子は団体戦を制した。個人でも準優勝した山田健斗さんは「最後の全国選抜で優勝できてよかった。個人はあと一つだったが、インターハイへ目標ができた」と夏の健闘を誓った。
　団体３位の女子は伊藤愛華さんと鈴木麻菜香さんと２人で、３人での団体戦を勝ち抜いた。伊藤さんは「勝ちたい思いが入賞につながった」と熱戦を振り返った。
　卓球部女子は津市で25～28日の「第48回全国高校選抜卓球大会」で団体準優勝。木田美佑里さんは「上位入賞の目標を果たせ、伝統を守れたのでうれしい。インターハイでは優勝したい」と意気込んだ。
　男子剣道部は春日井市で26～28日に開かれた「第30回全国高校剣道選抜大会」で団体３位。５試合中４試合が大将戦などにもつれ込む接戦が続いたという。優秀選手賞の加藤奨貴さんは「チームでまとまり目標を果たせた。個人表彰は仲間と一緒に選ばれたもの」と喜んだ。
　浅井市長は「私も柔道で心身を鍛えたことが今の市長の仕事に役立っている。スポーツに打ち込むことは、今後の人生の糧を得ること。夏のインターハイでも健闘してほしい」と期待した。
【加藤広宣】