18日は「ゾッキの日」 蒲郡市内で多彩なイベント

　映画「ゾッキ」製作委員会は８日、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から見合わせとなっていた「ゾッキの日」を今月18日に開くことを発表した。また、蒲郡市民会館大ホールで２監督による舞台あいさつが実施されることも決まった。
　「ゾッキ」は、蒲郡出身の漫画家大橋裕之さんの原作を、俳優の竹中直人さん、山田孝之さん、斎藤工さんの３人が監督を務め実写映画化した。
　舞台あいさつなどは、３月20、21両日の先行上映に合わせたコラボレーションイベントとして企画されていたが、東京都などの緊急事態宣言延長に伴い延期になっていた。「ゾッキの日」では、市民や応援するファンに向け、監督や出演者から直接感謝を伝えられる特別な１日にするため、市内各所でイベントが実施される。
　上映イベント会場は、市民会館大ホールと大塚海浜公園駐車場のドライブインシアター。市民会館では感染対策を講じて、竹中、山田の両監督と大橋さんが舞台あいさつをする。施設内で物販や飲食販売、市民イベントも予定されている。
　テーマパーク「ラグナシア」では同日トークイベントを実施。また、ロケ地を巡るツアーもあり、17、18日限定企画として蒲郡を空から眺めるヘリコプターを使ったツアーも企画されている。
　ボートレース蒲郡では劇中で使われた美術、衣装を19日まで展示。市内飲食店57店舗が参加するオリジナルメニュー「ゾッキグルメ」も実施中。
【林大二朗】