東三河の公共施設 利用時間は午後9時まで

　新型コロナウイルス感染拡大に伴う「まん延防止重点措置」が県内に適用された20日、東三河の各市でも夜間の不要不急の外出自粛の徹底を図るため、公共施設の利用時間が午後９時までに短縮された。大声を発する利用形態は定員の半分以内とする措置も講じる。時短などの措置は大型連休明けの５月11日まで。
　豊橋市は、一般開放している公立小中学校体育館や校区市民館、穂の国芸術劇場プラットとアイプラザ豊橋など集客施設で閉館時間を１時間前倒しする。道の駅とよはしは営業時間を午後６時までとし、青少年センターは宿泊を中止した。
　豊川市は旧宝飯郡３町を含む文化会館、桜ヶ丘ミュージアムや総合体育館、野球場や陸上競技場、小坂井Ｂ＆Ｇ海洋センターなどで利用時間や利用形態を制限。各地域の生涯学習センターや地区市民館などは定員を２分の１にする。飲食を伴う行事はできない（個人の水分補給は可）。
　蒲郡市は同日午後５時時点で、市民体育センターや文化広場で通常より１時間早く閉館することを決めた。体育センターは呼吸が荒くなる種目は制限される。
　田原市は文化会館と小中学校の体育施設、市民館や蔵王山展望台、三河田原駅構内の交流広場で１時間短縮した。総合体育館は21日から時短を始める。ほか、市民館などのカラオケ利用と野外活動センターの宿泊は中止する。
　新城市は午後９時以降に利用できる施設が少ないことから、これまで通りの時間で対応する。
（取材班）