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国道23号BPの全面開通3年前倒しへ

国道23号BPの全面開通3年前倒しへ
開通3年前倒しにガッツポーズで喜ぶ今枝氏=東愛知新聞社で
開通3年前倒しにガッツポーズで喜ぶ今枝氏=東愛知新聞社で

 名古屋市と豊橋市を結ぶ国道23号名豊道路(国道23号バイパス)で、最後の未開通区間「蒲郡バイパス」(15・0㌔)が2024年度に開通する見通しとなった。着工から半世紀余りでの全線開通となる。衆院議員の今枝宗一郎氏(愛知14区)が24日、東愛知新聞社で明かした。今枝氏は「1・5倍の予算積み増しで3年前倒しできた」と語った。

 蒲郡バイパスは「幸田芦谷」と「豊川為当」の両インターチェンジ(IC)でつながる。名豊道路の中でただ一つ、未整備で途絶えた「ミッシングリンク」区間で、地域住民や産業界が早期開通を望んでいた。
 先行して、名古屋寄りの幸田芦谷と蒲郡の両ICを結ぶ西側区間(5・9㌔)が2014年3月に暫定2車線で開通。東隣の豊橋バイパスの終点に当たる豊川為当ICに至る東側9・1㌔を残すのみとなった。
 この区間も暫定2車線での供用を目指し、調査設計と建設用地買収を進めてきた。
 開通で渋滞緩和と災害時の緊急輸送路への活用に期待がかかる。周辺の生活道路では、渋滞を避ける車両は減ることで住民の安心と安全にもつながる。
 今枝氏は民主党政権が掲げた「脱コンクリート」の方針が早期開通に与えた影響を踏まえ、毎年1・5倍の予算増額を求めてきた。「15カ月予算」の新年度予算では100億円を確保して弾みをつけた。
 全面開通が前倒しとなったことについて、今枝氏は「3年も早められるとは驚いた。国と地域をつなぐ唯一の窓口だったこともあり、効果的に地元の声を伝られた」と成果を強調した。
【加藤広宣】   

 名古屋市と豊橋市を結ぶ国道23号名豊道路(国道23号バイパス)で、最後の未開通区間「蒲郡バイパス」(15・0㌔)が2024年度に開通する見通しとなった。着工から半世紀余りでの全線開通となる。衆院議員の今枝宗一郎氏(愛知14区)が24日、東愛知新聞社で明かした。今枝氏は「1・5倍の予算積み増しで3年前倒しできた」と語った。

 蒲郡バイパスは「幸田芦谷」と「豊川為当」の両インターチェンジ(IC)でつながる。名豊道路の中でただ一つ、未整備で途絶えた「ミッシングリンク」区間で、地域住民や産業界が早期開通を望んでいた。
 先行して、名古屋寄りの幸田芦谷と蒲郡の両ICを結ぶ西側区間(5・9㌔)が2014年3月に暫定2車線で開通。東隣の豊橋バイパスの終点に当たる豊川為当ICに至る東側9・1㌔を残すのみとなった。
 この区間も暫定2車線での供用を目指し、調査設計と建設用地買収を進めてきた。
 開通で渋滞緩和と災害時の緊急輸送路への活用に期待がかかる。周辺の生活道路では、渋滞を避ける車両は減ることで住民の安心と安全にもつながる。
 今枝氏は民主党政権が掲げた「脱コンクリート」の方針が早期開通に与えた影響を踏まえ、毎年1・5倍の予算増額を求めてきた。「15カ月予算」の新年度予算では100億円を確保して弾みをつけた。
 全面開通が前倒しとなったことについて、今枝氏は「3年も早められるとは驚いた。国と地域をつなぐ唯一の窓口だったこともあり、効果的に地元の声を伝られた」と成果を強調した。
【加藤広宣】   

国道23号BPの全面開通3年前倒しへ
開通3年前倒しにガッツポーズで喜ぶ今枝氏=東愛知新聞社で
開通3年前倒しにガッツポーズで喜ぶ今枝氏=東愛知新聞社で

カテゴリー:政治・行政

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