振り込め詐欺に注意

　春の安全なまちづくり県民運動（10日まで）に合わせ、豊橋署などは３日、豊橋駅東口ペデストリアンデッキで振り込め詐欺の注意喚起を行った。
　同署と豊橋市、松葉・松山両校区の更生保護女性会や住民ら約30人が参加。署管内では３月末までに８件（前年同期比２件減）、約２３００万円の特殊詐欺被害が発生しており、新年度に改めて気を引き締めるよう訴えた。
　県民運動は１日から始まり、10年連続全国ワースト１の住宅対象侵入盗をはじめ、特殊詐欺▽子どもと女性の犯罪▽自動車盗－の四つの被害防止を重点にしている。
　同署は「出掛ける機会が増える春は施錠を確実に行ってほしい。新入生として慣れない道を歩く子どもたちなど地域で見守る目が防犯につながる」と話している。
　期間中、同署は子どもの誘拐防止や自転車盗難、インターネット犯罪防止などを講話やキャンペーンなどで呼び掛けていく。（飯塚雪）