ノンアルコールを生ビール気分で
蒲郡の「三階松」
新型コロナウイルス対策で発令中の緊急事態宣言により、飲食店では終日、酒類が提供できない。そんな中、蒲郡市港町の和牛焼肉「三階松」は少しでも生ビール気分を味わってもらおうと、ジョッキにノンアルコールビールを注いで提供するサービスを始めた。
1935年に精肉店として創業。2004年焼肉を始めた。精肉店だからこそできる良い肉を「肉屋の舟盛り」として提供、肉本来のうまみが楽しめるのが売りだ。
感染防止対策を施した店内は、現在は1人客の利用が多いという。コロナ対策で午後8時までの時短営業中。おいしい焼肉をジョッキを片手に味わう小さな幸せがコロナで奪われていると店主の松下和由さんは感じていた。
酒は出せないが、どうすればいいか。考えた結果「焼き肉と生ビール」をせめて雰囲気だけでも楽しんでもらえるよう、今まで小さいグラスで出していたノンアルビールをジョッキに注ぐことにした。本物のように見せるため、ジョッキに超音波を出す機械を入れてクリーミーな泡を作り、生ビールを再現した。
作った泡は時間がたっても消えにくく、ビールを飲んでいる気分になる。一杯目100円で楽しめる。この企画を始めてから、客の9割から好評を得ているという。
松下さんは「アルコールは入っていないが、ジョッキを片手に焼き肉を楽しんでほしい」と話した。
三階松はメニューの「肉屋の舟盛り」(2人分)の注文を前提とした事前予約制。午前11時半~午後2時、午後5時~午後10時(緊急事態宣言中は午後8時まで)。毎週月曜と金曜の昼が休み。「肉屋の舟盛り」は肉の仕入れ状況により料金が5500~6500円の範囲で変動する。スタッフに値段を尋ねる。問い合わせは三階松(0533・67・0129)へ。
【林大二朗】
蒲郡の「三階松」
新型コロナウイルス対策で発令中の緊急事態宣言により、飲食店では終日、酒類が提供できない。そんな中、蒲郡市港町の和牛焼肉「三階松」は少しでも生ビール気分を味わってもらおうと、ジョッキにノンアルコールビールを注いで提供するサービスを始めた。
1935年に精肉店として創業。2004年焼肉を始めた。精肉店だからこそできる良い肉を「肉屋の舟盛り」として提供、肉本来のうまみが楽しめるのが売りだ。
感染防止対策を施した店内は、現在は1人客の利用が多いという。コロナ対策で午後8時までの時短営業中。おいしい焼肉をジョッキを片手に味わう小さな幸せがコロナで奪われていると店主の松下和由さんは感じていた。
酒は出せないが、どうすればいいか。考えた結果「焼き肉と生ビール」をせめて雰囲気だけでも楽しんでもらえるよう、今まで小さいグラスで出していたノンアルビールをジョッキに注ぐことにした。本物のように見せるため、ジョッキに超音波を出す機械を入れてクリーミーな泡を作り、生ビールを再現した。
作った泡は時間がたっても消えにくく、ビールを飲んでいる気分になる。一杯目100円で楽しめる。この企画を始めてから、客の9割から好評を得ているという。
松下さんは「アルコールは入っていないが、ジョッキを片手に焼き肉を楽しんでほしい」と話した。
三階松はメニューの「肉屋の舟盛り」(2人分)の注文を前提とした事前予約制。午前11時半~午後2時、午後5時~午後10時(緊急事態宣言中は午後8時まで)。毎週月曜と金曜の昼が休み。「肉屋の舟盛り」は肉の仕入れ状況により料金が5500~6500円の範囲で変動する。スタッフに値段を尋ねる。問い合わせは三階松(0533・67・0129)へ。
【林大二朗】