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道の駅とよはしが「防災道の駅」に選定

国の防災道の駅に選ばれた「道の駅とよはし」(提供)=豊橋市東七根町で
国の防災道の駅に選ばれた「道の駅とよはし」(提供)=豊橋市東七根町で
国の選定について報告する根本幸典氏=東愛知新聞社で
国の選定について報告する根本幸典氏=東愛知新聞社で

 豊橋市東七根町の「道の駅とよはし」(白井章雄駅長)が11日、広域防災拠点の役割を果たす施設として国土交通省の「防災道の駅」に選ばれた。交通アクセスから災害時の物流拠点としての機能を期待された。県内での選定はただ一つ。
 南海トラフ地震など大規模災害時の広域的な防災拠点として、幹線道路に近接するなど立地や機能を生かせる全国39の道の駅を選んだ。最大5年間でハードとソフト両面の支援が受けられる。
 都道府県の広域防災計画などの拠点で、災害時に稼働可能な設備などが整い、自治体などとBCP(業務継続計画)を作成している―ことが選定要件。3年以内に整える具体計画があれば選定対象となる。
 道の駅とよはしは、19年度に県の広域防災計画で東三河南部の地域拠点となった。ヘリポート兼用の駐車場や災害時稼働可能な施設もある。国道23号バイパスに接し、東名高速道路豊川ICに接続しやすい。自衛隊や消防などの救援活動、緊急物資や援助物資の授受を円滑にする広域物流拠点の機能が期待される。
 設置者の豊橋市によると「新しい施設のためハードは整っている。作成中のBCPや本格的な総合防災訓練などソフト面の充実が必要。国の助言や支援を生かしたい」と期待した。
 防災道の駅は、国の「新『道の駅』あり方検討会」の提言を踏まえ、2025年までに目指す駅のあり方の一つ。他に外国人観光客向けブランド発信、子育て世帯など多様な地域住民の活動拠点がある。

根本衆院議員が本社で報告

 根本幸典衆院議員(愛知15区)は11日、東愛知新聞社を訪れ、今回の選定について報告した。根本氏は「2年前の開設当初から防災もテーマに掲げてきた」と駅の特徴を説いた上で、「地域住民への安心と安全につながり、観光施設としての付加価値も高まる」と展望を示した。
【加藤広宣】

 豊橋市東七根町の「道の駅とよはし」(白井章雄駅長)が11日、広域防災拠点の役割を果たす施設として国土交通省の「防災道の駅」に選ばれた。交通アクセスから災害時の物流拠点としての機能を期待された。県内での選定はただ一つ。
 南海トラフ地震など大規模災害時の広域的な防災拠点として、幹線道路に近接するなど立地や機能を生かせる全国39の道の駅を選んだ。最大5年間でハードとソフト両面の支援が受けられる。
 都道府県の広域防災計画などの拠点で、災害時に稼働可能な設備などが整い、自治体などとBCP(業務継続計画)を作成している―ことが選定要件。3年以内に整える具体計画があれば選定対象となる。
 道の駅とよはしは、19年度に県の広域防災計画で東三河南部の地域拠点となった。ヘリポート兼用の駐車場や災害時稼働可能な施設もある。国道23号バイパスに接し、東名高速道路豊川ICに接続しやすい。自衛隊や消防などの救援活動、緊急物資や援助物資の授受を円滑にする広域物流拠点の機能が期待される。
 設置者の豊橋市によると「新しい施設のためハードは整っている。作成中のBCPや本格的な総合防災訓練などソフト面の充実が必要。国の助言や支援を生かしたい」と期待した。
 防災道の駅は、国の「新『道の駅』あり方検討会」の提言を踏まえ、2025年までに目指す駅のあり方の一つ。他に外国人観光客向けブランド発信、子育て世帯など多様な地域住民の活動拠点がある。

根本衆院議員が本社で報告

 根本幸典衆院議員(愛知15区)は11日、東愛知新聞社を訪れ、今回の選定について報告した。根本氏は「2年前の開設当初から防災もテーマに掲げてきた」と駅の特徴を説いた上で、「地域住民への安心と安全につながり、観光施設としての付加価値も高まる」と展望を示した。
【加藤広宣】

国の防災道の駅に選ばれた「道の駅とよはし」(提供)=豊橋市東七根町で
国の防災道の駅に選ばれた「道の駅とよはし」(提供)=豊橋市東七根町で
国の選定について報告する根本幸典氏=東愛知新聞社で
国の選定について報告する根本幸典氏=東愛知新聞社で

カテゴリー:社会・経済

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