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「とよかわボラなび」オリエンテーション

講座主催者からボランティア活動の説明を受ける高校生たち=豊川市勤労福祉会館で
講座主催者からボランティア活動の説明を受ける高校生たち=豊川市勤労福祉会館で

 豊川市は19日、若者たちにボランティアや市民活動への参加を促進する体験講座「とよかわボラなび2021」のオリエンテーションを市勤労福祉会館で開いた。高校生や大学生、社会人から男女61人が参加し、今年の活動の準備を整えた。
 12月にかけて、子どもたちと触れ合う活動、文化・芸術に関わる活動、街を盛り上げる活動、其の他の活動の4分野27事業の中から選んでボランティア体験に臨む。市内で予定される団体や町内会、行政主催のイベントなど幅広く、この日はボランティア主催者による個別説明会が行われた。
 今年度は新たに幼児健康診断や町内会ICTボランティア募集などが追加され、好評の子ども食堂「ひまわりキッチン」(市更生保護女性会)には最多21人が申し込んだ。市内の3地区で子どもたちを受け入れている食事提供の場で、宿題のサポートや工作などで交流する。内藤幸子代表(70)は「前回のこの講座で来てくれた子が、いまも継続的に来てくれている。子どもたちと触れ合って、やりがいを感じてくれたら」と期待した。
 豊川高校2年で、同校インターアクトクラブ会長の白井さえさん(16)は昨年度に続く2回目の参加。外国人児童と交流する「こぎつね教室」に加え、今年は新たに障害者支援施設あけぼの作業所(社会福祉法人若竹荘)にも申し込んだ。「初めての経験を通して成長したい。言葉を選びながらコミュニケーションの能力を高めたい」と見据えた。
 この日はNPO法人・Mブリッジ理事長の米山哲司氏により、ボランティアの意義を考えるオンライン講座もあった。
(由本裕貴)

 豊川市は19日、若者たちにボランティアや市民活動への参加を促進する体験講座「とよかわボラなび2021」のオリエンテーションを市勤労福祉会館で開いた。高校生や大学生、社会人から男女61人が参加し、今年の活動の準備を整えた。
 12月にかけて、子どもたちと触れ合う活動、文化・芸術に関わる活動、街を盛り上げる活動、其の他の活動の4分野27事業の中から選んでボランティア体験に臨む。市内で予定される団体や町内会、行政主催のイベントなど幅広く、この日はボランティア主催者による個別説明会が行われた。
 今年度は新たに幼児健康診断や町内会ICTボランティア募集などが追加され、好評の子ども食堂「ひまわりキッチン」(市更生保護女性会)には最多21人が申し込んだ。市内の3地区で子どもたちを受け入れている食事提供の場で、宿題のサポートや工作などで交流する。内藤幸子代表(70)は「前回のこの講座で来てくれた子が、いまも継続的に来てくれている。子どもたちと触れ合って、やりがいを感じてくれたら」と期待した。
 豊川高校2年で、同校インターアクトクラブ会長の白井さえさん(16)は昨年度に続く2回目の参加。外国人児童と交流する「こぎつね教室」に加え、今年は新たに障害者支援施設あけぼの作業所(社会福祉法人若竹荘)にも申し込んだ。「初めての経験を通して成長したい。言葉を選びながらコミュニケーションの能力を高めたい」と見据えた。
 この日はNPO法人・Mブリッジ理事長の米山哲司氏により、ボランティアの意義を考えるオンライン講座もあった。
(由本裕貴)

講座主催者からボランティア活動の説明を受ける高校生たち=豊川市勤労福祉会館で
講座主催者からボランティア活動の説明を受ける高校生たち=豊川市勤労福祉会館で

カテゴリー:社会・経済

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