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日本画家の中神さん 23日から古里・豊橋で個展

カテゴリー:イベント

個展について語る中神さん。出展作品とともに=東愛知新聞社で
個展について語る中神さん。出展作品とともに=東愛知新聞社で

 豊橋出身で三重県四日市在住の日本画家、中神敬子さんによる個展が23日から28日まで、豊橋市宮下町の「フローラル・ビレッジ」で開かれる。東三河の風景や草花をモチーフに描き、東愛知新聞紙上で1年にわたって掲載した花や風景、鳥などの絵を一堂に披露する。
 中神さんは1974年生まれ。小学校から高校まで地元日本画家の星野眞吾、高畑郁子の両氏に師事、愛知県立芸大で日本画を専攻した。第1回トリエンナーレ豊橋優秀賞、豊橋文化奨励賞など受賞。現在、日本美術院院友として制作に力をいれる傍ら、県立芸大模写制作班の一員として復元作業、京都芸大で非常勤講師として後進の指導にも励む。
 昨年7月から月1回、古里の東三河を描き、本紙紙上で発表した。「地元に即した風景、身近な動植物などを描き展示する機会をいただいた。見慣れた風景の中で心に響く情景、自然の豊かさを実感した。豊橋を離れてよそを見たからこそ、古里の美しさを実感できたのでは」と中神さんは語る。葦毛湿原や石巻山、奥三河など多くの場所に足を運んだという。
 個展では、12カ月の作品を中心に、四季折々の彩りを描いた新作など約30点を発表する。院展出品作「森の詩」(150号)の披露も予定している。本社で中神さんは「コロナ禍で海外にも行けない時代だからこそ、身近で普段気付かない美しいものに目を向け描いてきたい。地元の動植物をテーマにしているので、ぜひ見ていただきたい」と来場を呼び掛けた。
 個展は午前10時から午後6時(初日は午後1時から、最終日は午後5時まで)。期間中は毎日在廊予定。問い合わせは「岩勝画廊」(052・202・1770)へ。
【田中博子】

 豊橋出身で三重県四日市在住の日本画家、中神敬子さんによる個展が23日から28日まで、豊橋市宮下町の「フローラル・ビレッジ」で開かれる。東三河の風景や草花をモチーフに描き、東愛知新聞紙上で1年にわたって掲載した花や風景、鳥などの絵を一堂に披露する。
 中神さんは1974年生まれ。小学校から高校まで地元日本画家の星野眞吾、高畑郁子の両氏に師事、愛知県立芸大で日本画を専攻した。第1回トリエンナーレ豊橋優秀賞、豊橋文化奨励賞など受賞。現在、日本美術院院友として制作に力をいれる傍ら、県立芸大模写制作班の一員として復元作業、京都芸大で非常勤講師として後進の指導にも励む。
 昨年7月から月1回、古里の東三河を描き、本紙紙上で発表した。「地元に即した風景、身近な動植物などを描き展示する機会をいただいた。見慣れた風景の中で心に響く情景、自然の豊かさを実感した。豊橋を離れてよそを見たからこそ、古里の美しさを実感できたのでは」と中神さんは語る。葦毛湿原や石巻山、奥三河など多くの場所に足を運んだという。
 個展では、12カ月の作品を中心に、四季折々の彩りを描いた新作など約30点を発表する。院展出品作「森の詩」(150号)の披露も予定している。本社で中神さんは「コロナ禍で海外にも行けない時代だからこそ、身近で普段気付かない美しいものに目を向け描いてきたい。地元の動植物をテーマにしているので、ぜひ見ていただきたい」と来場を呼び掛けた。
 個展は午前10時から午後6時(初日は午後1時から、最終日は午後5時まで)。期間中は毎日在廊予定。問い合わせは「岩勝画廊」(052・202・1770)へ。
【田中博子】

個展について語る中神さん。出展作品とともに=東愛知新聞社で
個展について語る中神さん。出展作品とともに=東愛知新聞社で

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