蒲郡市と愛知工科大が連携で地域を活性化
蒲郡市と愛知工科大学(西迫町)は、地域振興を目的に学生と企業の協力による「地域活性化プロジェクト」を実施した。
蒲郡では少子高齢化による地域活動の担い手不足やコミュニティーの衰退、まちの活力低下などが問題になりつつある。市では問題解決に向け、若者支援の協働事業の一環として、日頃から地域活性化に取り組む同大に協力を依頼した。
大学では、情報メディア学科3年の学生らに、これまで学んだ技術を生してもらおうと、地元企業に取材して地域振興につながる動画を作製をすることにした。
4月頃に同学科33人の学生が数グループに分かれて話し合い、紹介したい企業を決めて直接連絡。飲食や食品製造、住宅、デイサービスなど各業種の7社が応じ、6月から取材を開始した。
その中で、山田託也さん、馬場遼太郎さん、鈴木春輝さんらのグループは21日、三河木綿を使った織物工場「イチオリ」(鹿島町)を訪れた。
事前に市川裕茂代表と打ち合わせを重ねて取材の段取りを決めており、3人は商品の検品や梱包(こんぽう)、織物の製造風景などをカメラやスマートフォンを使って相談しながら撮影した。動画は3~5分にまとめる予定で、山田さんは「動画を通して市や企業のPRができたらいいと思います」と話した。
動画は7月~8月頃に完成させ、校内で開く発表会で紹介する予定という。
【林大二朗】
蒲郡市と愛知工科大学(西迫町)は、地域振興を目的に学生と企業の協力による「地域活性化プロジェクト」を実施した。
蒲郡では少子高齢化による地域活動の担い手不足やコミュニティーの衰退、まちの活力低下などが問題になりつつある。市では問題解決に向け、若者支援の協働事業の一環として、日頃から地域活性化に取り組む同大に協力を依頼した。
大学では、情報メディア学科3年の学生らに、これまで学んだ技術を生してもらおうと、地元企業に取材して地域振興につながる動画を作製をすることにした。
4月頃に同学科33人の学生が数グループに分かれて話し合い、紹介したい企業を決めて直接連絡。飲食や食品製造、住宅、デイサービスなど各業種の7社が応じ、6月から取材を開始した。
その中で、山田託也さん、馬場遼太郎さん、鈴木春輝さんらのグループは21日、三河木綿を使った織物工場「イチオリ」(鹿島町)を訪れた。
事前に市川裕茂代表と打ち合わせを重ねて取材の段取りを決めており、3人は商品の検品や梱包(こんぽう)、織物の製造風景などをカメラやスマートフォンを使って相談しながら撮影した。動画は3~5分にまとめる予定で、山田さんは「動画を通して市や企業のPRができたらいいと思います」と話した。
動画は7月~8月頃に完成させ、校内で開く発表会で紹介する予定という。
【林大二朗】