中学生死亡事故発生の野依町交差点で啓発
豊橋市野依町の交差点で2018年7月5日、男子中学1年生の石渡睦規さん(当時13歳)がトラックにはねられ死亡した事故が起きた。命日の5日、豊橋署員が登校する小中学生の交通安全活動を実施した。
3年前の午前7時40分頃、「野依インター」交差点の横断歩道を自転車で渡っていた石渡さんが左折の大型トラックにはねられ、出血性ショックなどで亡くなった。運転手は現行犯逮捕され、その後執行猶予付き有罪判決を受けた。
石渡さんの母真代さんと父祐二さんは交差点を歩車分離式にするよう求め、自治会が19年、豊橋署に要望書を提出。昨年3月に実現した。
豊橋署は痛ましい事故を二度と起こさないため毎年7月5日に交差点で大規模な交通安全活動を実施している。鈴木彰署長と交通課の本多幸治課長、署員5人と県警の自転車対策小隊「B-Force」の隊員2人、自治会員、市立南稜中学や市立野依小の校長らが参加した。
事故のあった時間に現場で献花し、参加者全員で黙とうした。その後、署員や自治会の人が横断歩道を渡る児童や自転車通学の中学生に交通安全を呼びかけた。
真代さんは「同じような思いをする遺族の方をなくしたい」と話した。
本多課長は「歩行者は横断前に左右を確認し、ドライバーは渡る人を見つけたら必ず止まってください」と注意を促した。
【林大二朗】
豊橋市野依町の交差点で2018年7月5日、男子中学1年生の石渡睦規さん(当時13歳)がトラックにはねられ死亡した事故が起きた。命日の5日、豊橋署員が登校する小中学生の交通安全活動を実施した。
3年前の午前7時40分頃、「野依インター」交差点の横断歩道を自転車で渡っていた石渡さんが左折の大型トラックにはねられ、出血性ショックなどで亡くなった。運転手は現行犯逮捕され、その後執行猶予付き有罪判決を受けた。
石渡さんの母真代さんと父祐二さんは交差点を歩車分離式にするよう求め、自治会が19年、豊橋署に要望書を提出。昨年3月に実現した。
豊橋署は痛ましい事故を二度と起こさないため毎年7月5日に交差点で大規模な交通安全活動を実施している。鈴木彰署長と交通課の本多幸治課長、署員5人と県警の自転車対策小隊「B-Force」の隊員2人、自治会員、市立南稜中学や市立野依小の校長らが参加した。
事故のあった時間に現場で献花し、参加者全員で黙とうした。その後、署員や自治会の人が横断歩道を渡る児童や自転車通学の中学生に交通安全を呼びかけた。
真代さんは「同じような思いをする遺族の方をなくしたい」と話した。
本多課長は「歩行者は横断前に左右を確認し、ドライバーは渡る人を見つけたら必ず止まってください」と注意を促した。
【林大二朗】