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ワクチン供給不透明で自治体も苦慮

接種券は届いたが予約が制限される自治体も増えている
接種券は届いたが予約が制限される自治体も増えている

高齢者に続いて現役世代への新型コロナウイルスワクチン接種が本格化するのを前に、国からのワクチン供給見通しが立たなくなっている。東三河の各市でも、接種券発送したにもかかわらず、その人からの予約を制限せざるをえないなどの対応に追われている。
 豊橋市は64歳以下(16歳以上)の約22万4000人に接種券の発送を終えた。基礎疾患を持つ人や市指定の優先的接種対象の予約受け付け開始に続き、15日には全対象者の受け付けが始まる。国の供給見通しが立たない中で、市は予約サイトで新規予約受け付けの停止を公表している。
 豊川市は6月末に64歳以下(16歳以上)の約11万人に接種券を発送。優先的対象者は個別接種に続き集団接種の予約受け付けも14日に始める。
 それ以降の一般希望者は8月上旬の予約と中旬以降の接種開始を予定したが、市は予約に「一定の制限を設ける」ことを念頭に置くという。
 今後は予約受け付けを年齢ごとに区切り、ワクチン在庫状況に応じて接種枠を確定する方針。市保健センターの小久保信之所長は「予約完了者が接種できない事態を避けるため。医師会と週明けにも方針を固めたい」と説明する。
 田原市は12日から40歳以上の一般向け予約が始まるが、39歳以下の予約受け付けが未定。それ以上の年齢層でも集団接種の場合、2回目の接種日が当初の予約日とずれる可能性もあるという。
 蒲郡市は60~64歳に接種券を発送した。7月9日から59歳以下(13歳以上)の約4万3100人に順次発送する。市では今後の供給状況には注意を払いつつ「一時期より減ってはいるが、現状で直ちに供給が滞る心配はない」と説明する。
 新城市は予約と接種の確実性を増すため細かく区切った年齢ごとに接種券を発送。現在は64歳以上と優先的接種対象、県の大規模接種の希望者に発送した。今後も供給状況を踏まえ医療機関との連携で着実に進める姿勢を崩さない。
【取材班】

高齢者に続いて現役世代への新型コロナウイルスワクチン接種が本格化するのを前に、国からのワクチン供給見通しが立たなくなっている。東三河の各市でも、接種券発送したにもかかわらず、その人からの予約を制限せざるをえないなどの対応に追われている。
 豊橋市は64歳以下(16歳以上)の約22万4000人に接種券の発送を終えた。基礎疾患を持つ人や市指定の優先的接種対象の予約受け付け開始に続き、15日には全対象者の受け付けが始まる。国の供給見通しが立たない中で、市は予約サイトで新規予約受け付けの停止を公表している。
 豊川市は6月末に64歳以下(16歳以上)の約11万人に接種券を発送。優先的対象者は個別接種に続き集団接種の予約受け付けも14日に始める。
 それ以降の一般希望者は8月上旬の予約と中旬以降の接種開始を予定したが、市は予約に「一定の制限を設ける」ことを念頭に置くという。
 今後は予約受け付けを年齢ごとに区切り、ワクチン在庫状況に応じて接種枠を確定する方針。市保健センターの小久保信之所長は「予約完了者が接種できない事態を避けるため。医師会と週明けにも方針を固めたい」と説明する。
 田原市は12日から40歳以上の一般向け予約が始まるが、39歳以下の予約受け付けが未定。それ以上の年齢層でも集団接種の場合、2回目の接種日が当初の予約日とずれる可能性もあるという。
 蒲郡市は60~64歳に接種券を発送した。7月9日から59歳以下(13歳以上)の約4万3100人に順次発送する。市では今後の供給状況には注意を払いつつ「一時期より減ってはいるが、現状で直ちに供給が滞る心配はない」と説明する。
 新城市は予約と接種の確実性を増すため細かく区切った年齢ごとに接種券を発送。現在は64歳以上と優先的接種対象、県の大規模接種の希望者に発送した。今後も供給状況を踏まえ医療機関との連携で着実に進める姿勢を崩さない。
【取材班】

接種券は届いたが予約が制限される自治体も増えている
接種券は届いたが予約が制限される自治体も増えている

カテゴリー:社会・経済

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