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豊橋創造大でコロナワクチンの職域接種

職域接種を受ける学生=豊橋創造大学で
職域接種を受ける学生=豊橋創造大学で

 豊橋市牛川町の豊橋創造大学で22日、新型コロナワクチンの職域接種が始まった。学生ら学内関係者をはじめ、地域の学校や企業などの約400人が接種を受けた。連休中の4日間で約1000人が1回目を終える。
 職域接種では学生をはじめ、同大学と姉妹校の藤ノ花女子高校の教職員ら約600人に接種。医療系学部の学生が実習先の医療機関で優先接種を済ませており、空いた枠を豊橋技術科学大学や市内の保育園、幼稚園の教職員、地元企業に提供した。
 医師や看護師などの資格を持つ教員約25人が接種業務にあたった。接種後の待機は、体調に応じて15分か30分を判断。既往症などを抱える人などはストレッチャーで横になって接種するなど、きめ細かく対応した。
 経営学部の久野敏史さん(18)は「貧血気味で体力的に不安があったのでありがたい」と話した。徳富歩美さん(21)は「インターンシップなど就職活動の準備もあるので接種は不可欠。すべての授業を対面とするなど、早く元の大学生活に戻ってほしい」と期待した。
 豊橋創造大は6月16日には厚生労働省に職域接種を申請。多くの企業や大学の申請が殺到した7月中旬以降の混乱も避けられ、無事に実施にこぎつけた。
 大学の平松靖一郎渉外部長は「学内で医療スタッフを確保できたことが早期申請につながった。学生の多くが実習先で優先接種を受けていたこともあり、地域に接種枠を広げる結果となった」と説明した。
【加藤広宣】

 豊橋市牛川町の豊橋創造大学で22日、新型コロナワクチンの職域接種が始まった。学生ら学内関係者をはじめ、地域の学校や企業などの約400人が接種を受けた。連休中の4日間で約1000人が1回目を終える。
 職域接種では学生をはじめ、同大学と姉妹校の藤ノ花女子高校の教職員ら約600人に接種。医療系学部の学生が実習先の医療機関で優先接種を済ませており、空いた枠を豊橋技術科学大学や市内の保育園、幼稚園の教職員、地元企業に提供した。
 医師や看護師などの資格を持つ教員約25人が接種業務にあたった。接種後の待機は、体調に応じて15分か30分を判断。既往症などを抱える人などはストレッチャーで横になって接種するなど、きめ細かく対応した。
 経営学部の久野敏史さん(18)は「貧血気味で体力的に不安があったのでありがたい」と話した。徳富歩美さん(21)は「インターンシップなど就職活動の準備もあるので接種は不可欠。すべての授業を対面とするなど、早く元の大学生活に戻ってほしい」と期待した。
 豊橋創造大は6月16日には厚生労働省に職域接種を申請。多くの企業や大学の申請が殺到した7月中旬以降の混乱も避けられ、無事に実施にこぎつけた。
 大学の平松靖一郎渉外部長は「学内で医療スタッフを確保できたことが早期申請につながった。学生の多くが実習先で優先接種を受けていたこともあり、地域に接種枠を広げる結果となった」と説明した。
【加藤広宣】

職域接種を受ける学生=豊橋創造大学で
職域接種を受ける学生=豊橋創造大学で

カテゴリー:社会・経済

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