産業活性化へ蒲郡商議所が市内8金融機関と連携協定

　蒲郡商工会議所（蒲郡市港町、小池高弘会頭）は11日、同市内に本、支店がある８金融機関と連携協定を結んだ。販路開拓やビジネスマッチングを行っていき、会員となっている中小企業の活性化など産業振興に期待している。
　協定では中小企業の支援を軸に景気動向の情報収集、経営改善や人材育成、海外展開支援などのほか、創業者支援も行っていく。
　この日、同商議所には市内に本店がある蒲郡信用金庫、支店がある三菱東京ＵＦＪ銀行、豊川信用金庫、愛知銀行、愛知県中央信用組合、名古屋銀行、岡崎信用金庫、西尾信用金庫の理事長や支店長が訪れ、小池会頭と協定書を取り交わした。
　小池会頭は「中小企業が生産性を上げるためには効率化だけでなく外部との情報交換も必要。少しでも活性化できれば」、金融機関代表の竹田知史・蒲郡信用金庫理事長は「各金融機関の得意分野をいかして蒲郡の産業振興に尽くしたい」とそれぞれ抱負を語った。
　今後は蒲郡市と連携し、海外への販路開拓やビジネスマッチングの機会を探っていく。
（安藤聡）