豊橋市制115周年の記念式典

　豊橋市は１日、市公会堂で市制施行１１５周年記念式典を開いた。浅井由崇市長は、目指す市政の実現へ決意を新たにした。式典では市勢功労者など17人４団体の表彰式もあった。
　式典で浅井市長は「現場主義と市民目線、前例踏襲にとらわれない市政を進めている。新型コロナウイルス禍で困難な時代だが、市民と着実に歩みたい。東三河地域を引っ張る市の役割も果たしたい」と述べた。
　表彰式では市政や市民福祉に尽くした市勢功労者６人２団体への「豊橋市表彰」のほか、教育、体育、文化の各分野で功績顕著な11人２団体も表彰した。
　式典は新型コロナウイルス感染対策で、表彰対象の関係者ら招待者を約70人に絞るなど例年より規模を縮小した。
　豊橋市は１９０６年８月１日に全国62番目の市として市制を敷いた。当時の規模は３万７０００人、９９００戸と現在の10分の１だった。
【加藤広宣】