県内過去最多の703人 コロナ新規陽性者

　県は12日、７０３人の新型コロナウイルス陽性者を確認した。再感染１人含む。一日の数としては５月12日の６７９人を92日ぶりに上回り、過去最多となった。
　管轄保健所別内訳は、県管轄が２９７人、名古屋市が３０２人（再感染１）、豊橋市が22人、岡崎市が25人、一宮市が37人、豊田市が20人。豊橋市の医療機関で発生しているクラスターはこの日３人増え、計22人が陽性となった。濃厚接触者は検査を終え、経過観察中という。
　一方、11日に発表された５１６人の地域別内訳は、東三河は豊橋市が26人（10代女性１、20代男性４、20代女性７、30代女性２、40代男性４、50代男性４、50代女性３、70代男性１）▽豊川市が７人（20代男性１、40代男性２、40代女性１、50代男性２、70代女性１）▽蒲郡市が３人（10代女性１、30代男性１、70代男性１）▽新城市が２人（30代女性１、40代女性１）▽田原市が20代女性１人－だった。東三河計39人中、感染経路不明は18人。
　７日間の平均値でみる県の指標によると、新規陽性者は３７２・９人、陽性率は10・７％、入院患者は３９８・６人、入院患者のうち重症者は14・６人、新規陽性者のうちの高齢者は11・０人。重症者は「注意」、高齢者は「警戒」の領域で、まだ低い水準にある。
　11日現在の確保病床入院は４４１人、入院調整は５人、施設入所は４２１人、自宅療養は２１９４人。
【山田一晶】